富山県企業立地ガイド
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代表取締役社長 野渡 和義氏
医薬品・医薬部外品・化粧品の製造販売を行う当社は、今後売上高を伸ばすにあたり、横浜工場での増設が難しいという状況から、富山市内に工場を移設し、2016年より本格稼働しております。
富山県への移設は地震・津波・水害などの自然災害の少なさ、薬業振興に積極的な行政の姿勢などを考慮して決定しました。「富山の薬売り」で知られている富山は伝統的に薬業界との関係が深く、医薬品の資材メーカーや教育・研究機関が充実していて、事業環境が良好だと考えています。加えて本社が神奈川県の川崎にある当社としては、北陸新幹線の開通により鉄路・陸路ともに交通の便が良くなることも移設決定の一つの要因となりました。
さらに2018年2月には、川崎から富山工場敷地内に「物流センター」を移設し、生産物流拠点の全てを富山県に集約しました。富山を生産拠点とし、今後もより一層の発展を目指します。
ユースキン製薬(株)(富山工場)
代表取締役社長 寺田 一彦氏
当社は、医薬品原薬の開発・製造・販売を行っており、2014年に富山八尾中核工業団地内建設した富山八尾工場で医薬品原薬の製造を行っております。
富山は伝統的に医薬品業界との関係が深く、薬事総合研究開発センターを始め研究機関が充実しており大きな魅力を感じております。
富山の良好な事業環境を活かすべく、当社は研究開発スピードの加速、品質管理体制の厳格化を目的として、2020年5月に富山八尾工場内に、開発センター(研究・品質管理・品質保証部門)および少量合成棟の新設ならびに原料・製品倉庫の拡張を行いました。これにより、これまで以上に高品質な医薬品原薬を安定的に供給できる体制を構築・整備することができました。今後も富山を生産開発拠点とした事業基盤の更なる強化を図っていくとともに、「お客様にとって特別な会社」を目指してまいります。
(上)富山八尾工場全体 (左下)開発センター (右下)少量合成棟
代表取締役社長 佐藤 充宏氏
当社は、新型コロナウイルス感染症のmRNAワクチンにも用いられている脂質ナノ粒子やリポソーム等の、富士フイルム保有のドラッグ・デリバリー・システム技術を用いた製剤の製造工場を建設しました。
富士フイルムが製造拠点の構築を富山県に決めた背景には当社の生産ノウハウを活かせるだけではなく、全国で唯一の薬事総合研究開発センターを持ち、産官学の連携、医薬品産業振興への取り組みが活発であること、また製薬メーカーや医薬品関連の包装容器やパッケージ印刷等の周辺産業も充実しており、利便性が高く連携し易いことがあります。
当社は、これらの技術を活かした製剤を富山からグローバルに提供し、より多くの患者を救い、医療の更なる発展に貢献していきます。
代表取締役社長 朝日 重紀氏
当社は、1872年に創業し、富山県の地場産業である医薬品関連の印刷包材(パッケージ・添付文書・ラベル等)及び化粧品包材の製造販売を主要事業としております。
また、「包装」を主眼とした包装機械や包装ラインのトータル提案も行っております。
医薬品・化粧品の印刷包材においては、品質の高い印刷包材を製造するための品質保証体制の構築、特殊印刷技術の開発など、たゆまぬ技術革新をバネに事業規模を拡大し、現在の国内シェアはトップクラスの会社となりました。
人命に係わる医薬品の印刷包材は、安定供給が求められることから、地震等の災害が少ない富山県という立地状況を生かして、安定した製品の供給体制を実現しております。
今後も「薬都とやま」と共に歩み、地域経済の発展のため貢献していきたいと考えております。
富山技術センター長 長尾 康次氏
当社は県内に2つの事業所を有しています。両事業所ともグローバル医療用医薬品の製造を担っており、国内のみならず多くの海外向け製品を製造し出荷しています。このうち、富山技術センターは、アステラスグループのバイオリード拠点として、従来の工場機能に加え、技術研究機能を有しています。
2019年に完成したバイオ原薬棟等では、抗体医薬品の原薬を製造しています。富山県は医薬品の製造に必要な包装資材、製造用機械でも優良企業が多く、“くすりの富山”の伝統を活かした他県にはない強みがあり、産官学の連携を含め、医薬品企業として大変心強く感じています。
(上)富山技術センター (下)高岡工場
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