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朝日町は、富山県の東端に位置し、新潟県、長野県と接しています。海岸から名峰朝日岳・白馬岳まで、海抜0mから3,000m級のダイナミックな地形と自然に恵まれた町です。
「春の四重奏」と「ヒスイ海岸」の2大景勝地を有する朝日町には、毎年多くの観光客が訪れます。
昭和30年代に有志による植樹から始まった「舟川べり」の桜並木は、地域のみなさんの熱心な活動により、今では川の両岸1,200mに280本のソメイヨシノが咲き誇るまでになり、富山県を代表する桜の名所となりました。さらに、朝日町唯一のチューリップ栽培農家の方が、極早生品種のチューリップを植え、菜の花も併せたところ、残雪の北アルプスを背景に、桜、チューリップ、菜の花が揃い、奇跡の「春の四重奏」が完成しました。この幻想的な景色を求め、桜の開花期間中には約5万人が訪れます。
「ヒスイ海岸」は朝日町の東端に位置する、幅約100m、東西約4kmに渡って広がる砂利浜の海岸です。美しいエメラルドグリーンの自然海岸は、「日本の渚百選」にも選ばれています。日本のヒスイの産地はほとんどが険しい山の中ですが、世界的にも珍しいヒスイの打ち上がる海岸としても知られる「ヒスイ海岸」には、一年を通して、ヒスイのロマンを求める人々が訪れます。
この「ヒスイ海岸」には観光交流施設「ヒスイテラス」があります。眺望のできる休憩スペースや、シャワー室、イベントホール、調理室等を備え、「ヒスイ海岸」を訪れる人々を迎えています。
このほか、親鸞聖人がこの地に伝えたとされる「バタバタ茶」も多くの方に飲用され、人気を博しています。あわただしく茶せんを動かして、お茶をあわ立てる動作から「バタバタ茶」と名づけられたと言われておりますが、「バタバタ茶伝承館」では、お茶の製造過程の展示のほか、実際に今も日常で「バタバタ茶」を愛用している地元地域の方と、お茶を立てて飲む体験することができます。
縄文時代の竪穴式住居・国指定史跡「不動堂遺跡」や、古墳時代にヒスイの勾玉を作る工房跡が発見された「浜山玉つくり遺跡」などの史跡などおおくの遺跡群もあり、朝日町は歴史と文化の薫る町でもあります。
富山県朝日町は、黒部川の伏流水による豊富な地下水がメリット。すでに立地した企業からも、朝日町進出の決め手となったとの声が上がっています。
北陸自動車道、国道8号、あいの風富山鉄道などのインフラは町の中心部に集まり、町内の主要地域へは全て、概ね15分前後で移動可能。
特に、町が整備する工業団地は、北陸自動車道朝日インターチェンジから直線約400mの好立地。朝日町から3大都市圏まではどこも約300kmであり、非常にアクセスの整った立地環境です。
平成27年に開業した北陸新幹線によって、鉄道による首都圏へのアクセスも飛躍的に向上。最寄りの黒部宇奈月温泉駅までは車で約15分。便利な予約式の直通タクシーもあります。
近年、全国的に多発している地震や津波、台風などの自然災害。富山県は比較的、自然災害が少なく、県内でも朝日町はさらに災害が少ない地域であり、クローズアップされつつある「リスク分散」に最適です。
その他、朝日町では「子育て応援日本一のまち」を掲げ、保育所や子育て支援センターの充実はもちろんのこと、子育て世代の負担軽減のための医療費無償化や保育料軽減など、若い世代にとって暮らしやすい、さまざまな子育て支援施策を展開しています。
また、高齢化に伴い町では公共交通の充実にも力を入れており、コミュニティバス「あさひまちバス」が町内を網羅しているほか、新しい公共交通「ノッカルあさひまち」を運行。住民相互の助け合いによる乗り合いタクシーが全国的にも大きな注目を集めています。
このほか、町全体の空き屋管理を背景にした移住定住施策の展開など、朝日町では「変わるんです!朝日町」をキャッチフレーズに、将来を見据えたまちづくりを進めています。
商工観光課 TEL:0765-83-1100(代表)
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