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舟橋村は、これまで合併を行っておらず、面積が3.47㎢と日本一小さな自治体です。位置は富山平野のほぼ中央に位置し、県都富山市まで、電車で15分、車で20分という立地の良さです。村の中心部には小中学校や役場等が揃っており、村域の端から1km程度で中心部にアクセスできるコンパクトな地域を形成しています。
昭和後期頃までは人口が約1,500人であり、子どもの数も1桁となり、人口構造の維持が課題となっていました。そこで、開発の障害となっていた市街化調整区域を全国で初めて外しました。立地の良さや地価が周囲に比べ安価ということもあり、転入者が増加し、ベッドタウンとして開発が進み人口が増加しました。平成の間で、人口が倍増し、現在では約3,100人となっております。最新の国勢調査においても、県内の自治体で唯一人口が増加している自治体となっております。転入者の多くが子育て世代ということもあり、村の平均年齢も若く活気溢れる村となっています。
村の地方創生の取り組みとして、子育て共助のまちモデル事業として、村の中心部の都市公園である京坪川河川公園(愛称:オレンジパーク)周辺をモデルエリアと位置付け、様々な取り組みを実施してきました。モデルエリアでは、新しい住民の受け皿として地域優良賃貸住宅(リラフォートふなはし)の整備を行いました。また、公園については、パークマネジメントとして、子ども達とタッグを組み、クラウドファンディングを実施し遊具の整備を行ったり、月イチのイベントとして、公園を使いこなすイベントを実施しており、公園の可能性を広げる取り組みとなっています。
京坪川河川公園(愛称:オレンジパーク)
舟橋村は、ベッドタウンとして発展した一方で、村の基幹産業は、立山連峰の肥沃な雪解け水を利用した稲作中心の農業となっております。利活用できる土地は限られていますが、近年は、異業種による農業への新規参入が行われています。県内で交通安全施設の維持管理を行っている事業者が、自社のLED等の技術を活用して、植物工場を稼働させています。天候に左右されず、安定的な供給ができるとともに、工場内で栽培のため無農薬で安心な野菜(レタス等)として、スーパーや外食産業、また、ふるさと納税の返礼品としても人気となっています。
総務課 TEL:076-464-1121
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