富山県企業立地ガイド
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立山町は、富山県の南東部に位置し、総面積307.29k平方メートルと富山県総面積の約7%を占める東西に細長い町です。南西は河川を挟んで富山市、北東は上市町と舟橋村、東は黒部市と長野県大町市に隣接しています。町北西部は日本一の急流と呼ばれる常願寺川により形成された扇状地であり、緑豊かな田園風景が広がる一方、南東部は標高3,000m級の山々が連なる北アルプス立山連峰がそびえ立っています。
本町は1954年1月に1町5村が合併し、霊峰立山の名にちなんで立山町と命名して発足、同年7月にさらに1村が加わり、現在の形となりました。立山町と長野県大町市とを結ぶ「立山黒部アルペンルート」を中心に国際観光地として発展してきており、この他にも世紀の大事業と呼ばれる「黒部ダム」や落差日本一の「称名滝」、ラムサール条約登録湿地「立山弥陀ヶ原・大日平」など、数多くの観光資源を有しています。また、1996年に立山信仰を伝える行事である「布橋灌頂会」が約130年ぶりに復活し、以降3年に1度、現代を生きる女性の心を癒す儀式として開催されています。
立山連峰に降り積もる雪が清らかな雪解け水となり、大地を潤すことで豊かな平野が育まれ、また地下水として私たちの生活や産業への支えとなっています。
農業ではその肥沃な土壌を活かし、主に水稲の生産が行われています。また、工業では恵まれた交通環境にある地域で印刷・医薬品・プラスチック製造等の企業立地が進んでいます。
本町の交通は、富山市と立山町を結ぶ幹線道路である富山立山公園線を軸に道路軸が形成されており、北陸自動車道立山インターチェンジが整備されています。また、公共交通機関として富山地方鉄道立山線・上滝線や路線バス、コミュニティバスが運行されています。平野部は富山県のほぼ中央に位置しており、富山市中心部や富山空港まで車により約30分でアクセス可能です。また北陸自動車道や国道8号を利用することにより、県内のどちらからでもアクセスしやすい立地となっています。さらに、富山市と立山町を繋ぐ富立大橋の4車線化工事が令和6年に完成予定であり、開通後はより交通の利便性が増し、さらなる地域経済の発展が期待されます。
称名滝
紅葉と立山ロープウェイ
ご提供する土地はあらかじめ分譲地をご用意する形ではなく、オーダーメイド方式により造成を行います。企業のご要望に合わせて場所や面積等を選定し、様々なニーズに寄り添いながら造成いたします。
例えば町が現在誘致を進めている立山インター産業用地は立山インターチェンジに近接し、国道8号まで車で約10分の位置にあります。町内でも特に県内外への交通アクセスの優れた土地であるため、資材や製品等の運搬の多い製造業や物流関係の業務を営む企業等により適した場所です。一方で、町東部の標高の高い地域では、山林や田園風景が広がり豊かな自然を感じさせる景観となっており、近年ではこのような景観を活かした企業の進出も増えています。
立山町では企業の新規立地・増設を応援するため、立山町工業振興助成金による助成制度をご用意しています。工場等の新設や増設、本社機能施設等の移転に対し、土地・建物・設備取得に要する経費を一部助成する制度や、新設、増設、移転に伴い町外にお住まいの従業員が町内へ転入された場合に、当該従業員及び企業へ助成する制度など、各種助成事業を取り揃えています。
また、地域未来投資促進法に基づく支援措置として、県知事の承認を受けた地域経済牽引事業計画により工場等の新設・増設を行う事業者に対し、当該施設に係る固定資産税を3年間免除する制度や、工場立地法における特定工場の緑地・環境施設面積率の引き下げといった制度もあります。
詳細などについては、町HPをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせください。
商工観光課 TEL:076-462-9970
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