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更新日:2024年12月25日
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発表日 2024年12月25日(水曜日)
障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律(障害者虐待防止法)に基づき、令和5年度における県内の障害者虐待に関する相談・通報等の状況について、お知らせします。
厚生労働省では、障害者虐待等の対応等に関する全国的な状況を明らかにするため、平成24年10月の障害者虐待防止法の施行以降、毎年、都道府県・市区町村における障害者虐待事例への対応状況等調査を実施しています。(厚生労働省令和6年12月25日公表)
この資料は、令和5年度の厚生労働省調査結果のうち、本県分を集計したものです。
相談・通報件数103件(県20件、市町村83件)で、内訳は次のとおり
虐待者の種別 | 養護者 | 施設従事者等 | 使用者 | その他(※2) | 計 |
相談・通報件数 | 53(54) | 22(18) | 25(15) | 3(4) | 103(91) |
虐待の事実が認められた件数 |
23(17) | 5(3) | 7(5) | 0(0) | 35(25) |
被虐待者数 | 23(18) | 5(12) | 9(5) | 0(0) | 37(35) |
(※1)( )は令和4年度の件数
(※2)虐待者の種別「その他」は住民など
「相談支援専門員・福祉施設従事者等」からの通報が33件と最も多く、次いで「労働局」からが19件、「本人」からが18件、「警察」からが15件
「身体的虐待」が21件と最も多く、次いで「経済的虐待」が11件、「心理的虐待」が6件、「放棄・放置(ネグレクト)」が1件
「知的障害」が16人と最も多く、次いで「精神障害(発達障害を除く)」が15人、「身体障害」が6人、「発達障害」が2人
養護者による虐待の虐待者は、「兄弟姉妹」が9人、次いで「父」が7人、「夫」が4人、「母」が3人、「妻」、「息子」がそれぞれ1人
養護者による虐待については、被虐待者の保護と虐待者からの分離や養護者に対する助言・指導、再発防止のための定期的な見守りを行った。
使用者による虐待については、時間外労働分の賃金の未払いや、法定の除外事由なく、最低賃金未満で就労させたことによる経済的虐待などであり、労働局において対応している。
令和5年度における障害者虐待に関する相談・通報等の状況について(PDF:189KB)
部局・担当名 |
電話番号 |
担当者 |
---|---|---|
厚生部 障害福祉課 管理係 |
076-444-3211(内線3472) |
髙木、白川 |