第43回富山県入札監視委員会の議事概要について（速報）

発表日 2025年2月7日（金曜日）

令和6年度上半期において土木部、農林水産部及び企業局が契約を締結した910件の工事のうち、委員長が無作為に抽出した10件の工事（別紙）について審議したところ、入札・契約手続は概ね適正に行われているものと認められました。

1.日時

令和7年2月7日(金曜日)10時00分から12時00分まで

2.場所

県庁本館4階大会議室

3.出席者

【委員】中出孝典（委員長）、内田慎哉、佐藤綾子、下坂久美子

【県】土木部次長、農林水産部参事ほか

4.入札・契約手続の運用状況等の報告

1. 富山県の入札・契約制度について
2. 令和6年度上半期の入札・契約方式別発注工事の状況について
3. 令和6年度上半期の低入札価格調査制度及び最低制限価格制度対象工事の状況について
4. 令和6年度上半期の指名停止の運用状況について

5.審議の概要

(1)審議結果

概ね適正に行われているものと認められる。

(2)質疑・応答（主なもの）

Q1：事案2の工事は一者入札。受注者以外の他の事業者が入札に参加する余地はあったか。

A1：難易度の高い工事であるが、当該受注者を含め、入札に参加可能な業者は全国で21者である。

 

Q2：事案7の工事について、16者中13者辞退しているが、何故か。

A2：辞退理由については把握していないが、当該地域で多くの工事が発注された時期であり、また、ノンステージング工法を採用した技術的に高度な工事であるため、手持工事量及び技術者の確保等を勘案されたものと考えている。

 

Q3：事案8の工事について、2度の入札で全業者の入札金額が予定価格を超過しているが、予定価格が実情に合った価格になっていないのではないか。

A3：物価の上昇等に合わせて、資材単価の見直しを行っているが、実勢価格とのタイムラグがあることも要因の1つと考えている。

6.備考

議事の概要については、後日、富山県入札監視委員会のページ(サイト内リンク)にて公表します。

お問い合わせ先

部局・担当名	電話番号	担当者
土木部 管理課入札・契約係	076-444-3309(直通)	大塚、和田