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更新日:2024年9月10日
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発表日 2024年9月10日(火曜日)
県が実施する「中山間地域保全パートナーシップ推進事業」により、「楮集落棚田保全委員会」と「筑波大学世界遺産学学位プログラム」がパートナーシップ協定を締結し、下記により締結式を開催しますので、お知らせします。
令和6年9月13日(金曜日)13時30分~14時00分
(締結式終了後、石積み棚田の補修作業を行います)
南砺市楮地内(楮集会場北側の石積み棚田前)
(※)雨天時:南砺市楮地内「楮集会場」
(※)別紙「締結式 会場位置図」参照
中山間地域では、中山間地域等直接支払制度等により農業用施設の維持管理や継続的な営農活動が行われていますが、過疎化や高齢化の進行に伴う担い手不足等から、耕作放棄地の増大や集落機能の低下によりその継続が難しい集落もあります。
このため県では「中山間地域保全パートナーシップ推進事業」により、集落と中山間地域を支援したいと考える団体とのマッチングを通じて、中山間地域における人材支援を実施しています。
今回は、「楮集落棚田保全委員会(小林誠委員長)」と「筑波大学世界遺産学学位プログラム(黒田乃生教授)」が、地域の代表者の立ち合いのもと、活動を通じて地域との交流を深めるとともに、文化遺産の保護や地域社会を担うことへの理解を深め、中山間地域の魅力の発掘・発信により、関係人口、定住人口の増加など、地域の持続的な発展に結びつけられるよう、双方の特性を理解し、自主性・自立性・信頼関係のもと、双方の資源・人材・ネットワークを活かした協働活動に取り組むパートナーシップ協定を締結します。
締結式終了後、筑波大学世界遺産学学位プログラムの学生9名が地域の方の指導を受けながら、石積み棚田の補修作業を行います。
集落内の石積み棚田を護るため、崩れた石垣の修復と雑木の伐採、草刈りを行い石積み棚田の景観の復活、維持を図る団体。
また、赤カブやカボチャ等の作物の栽培を通して、棚田の活用と耕作放棄地の減少を図るとともに、関連するイベントを開催し、集落民のコミュニティの確保と関係人口の増加による地域の活性化を図っている。
「筑波大学人間総合科学学術院人間総合科学研究群世界遺産学学位プログラム」が正式名。
遺産の保護に関わる多彩な分野の研究と教育を通じて、文化遺産と自然遺産の保護に関わる専門家の育成を目指す研究室。
文化遺産から自然遺産、そしてその境界にある文化的景観まで、世界遺産学は非常に幅の広い領域に広がっており、そのどこかに焦点をあてて世界遺産学を学び、そして研究している。
部局・担当名 |
電話番号 |
担当者 |
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農林水産部 砺波農林振興センター企画振興課 |
0763-32-8130 |
平木 |