食品ロス削減の啓発動画の配信について
発表日 2025年1月8日(水曜日)
県では、家庭での食品ロス削減の取組みを推進するため、デジタルツールやオリジナルキャラクターを活用した普及啓発を展開することとしています。
このたび、特設ウェブサイトにおいて、第2弾と第3弾の啓発動画の配信を本日から開始しましたので、お知らせします。
目的
- 県では、「富山県食品ロス削減推進計画」(計画期間:令和2年~11年)を策定し、2030年までの県民1人1日当たりの食品ロス発生量を半減し、食品ロス削減のための取組みを行っている人の割合を90%以上にするという目標を掲げ、各種施策を展開しています。
- 令和5年度の県の調査において、食品ロス問題を認知し、削減に向けて行動している人の割合が10~20代で低い傾向があったこと、30~40代で食品ロスの発生頻度が高い傾向があったことなどから、計画の目標達成に向けて、各世代への普及啓発が重要となっています。
- そこで、県では、それぞれの世代をターゲットとして、食品ロス問題の自分ごと化とその行動変容を促すため、デジタルツールやオリジナルキャラクターを活用し、ライフスタイルに応じた普及啓発を展開することとしました。
動画及び特設ウェブサイト
第2弾「まずは冷蔵庫をチェック編」(約2分)
対象
30~40代の共働き世代(想定:時間が限られているため、利便性を重視しがち。多忙さから食品の購入量や賞味・消費期限も見落としがち。経済的な余裕があり、食品を無駄にしても大きな問題と感じていない。)
概要
- 日常の家庭で食品ロスが発生する状況(多忙さから料理や食品を食べきれず、廃棄されること)を再現(共感)
- 食品ロスとして食品を無駄にしている一方、世界には食糧不足に直面する人がいることを分かりやすく解説(気づき・意識変容)
- 解決方法の例として、冷蔵庫の整理方法、食品管理アプリの活用、「使いきり3015運動※」及びその通知設定を紹介、詳細情報を特設ウェブサイトで閲覧するようを呼び掛け(行動変容)
(※)使いきり3015運動…毎月30日、15日はお家の冷蔵庫の中身をチェックして、期限が近いものは使いきる、という取り組み
第3弾「環境と向き合おう編」(約2分)
対象
若者(自活している)(想定:時間的、経済的、心理的な余裕があり、自分自身を中心としたライフスタイルを選択しがち。食品ロス削減に取り組むメリットを見いだせていない。食品管理に慣れていない。)
概要
- 日常の家庭で食品ロスが発生する状況(買いすぎ、つくりすぎにより料理や食品を食べきれず、廃棄されること)を再現(共感)
- 食品ロスが地球温暖化につながることやそれによる自分たちの生活への影響、富山県では若い世代で食品ロス削減の意識が低いことを分かりやすく解説(気づき・意識変容)
- 解決方法の例として、買いすぎ・つくりすぎに気を付けること、手軽にできる食材の冷凍保存の方法、フードドライブを紹介、詳細情報を特設ウェブサイトで閲覧するようを呼び掛け(行動変容)
関連リンク
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生活環境文化部 環境政策課 廃棄物対策係 |
076-444-3140 |
早坂、今多 |