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更新日:2026年9月25日
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Toyama Prefectural Museum of Art and Design
発表日 2026年9月25日(金曜日)
富山県美術館では、令和8年9月25日(金曜日)から12月28日(月曜日)まで、「デザイン・コレクション展第3期」を開催しておりますので、ご案内いたします。
会期:令和 8 年 9 月 25 日(金曜日)~ 12 月 28 日(月曜日)まで
場所:富山県美術館 3 階 展示室 5、6
・展示室 5:デザイン・コレクション
・展示室 6:瀧口修造コレクション
・展示室 6:シモン・ゴールドベルク&山根美代子コレクション
休館日:毎週水曜日、10月13日(火曜日)、11月24日(火曜日)
「装い」のポスター

今期のデザイン・コレクションでは、企画展「つぐ mina perhonen」(※aの上にはウムラウト/トレマ)(2026年10月10日~12月22日)にちなみ、「装い」をテーマにポスターを紹介します。
皆川明氏がmina perhonenの前身であるmina(※aの上にはウムラウト/トレマ)を立ち上げたのが1995年。同時代の1990年代~2010年代のポスターから、身に着けるものにまつわる作品を展示します。
流行は周期的に変化するとも言われ、今改めて当時のカルチャーが注目されています。ポスターから見えてくる時代の様相やその変化をお楽しみください。
瀧口修造と分身あるいは影像

今期の展示は、瀧口修造の生誕120年を機に、2023年から当館コレクション展の一環として、瀧口旧蔵の資料を分有する慶應義塾大学アート・センターと毎年開催してきた共同企画展の第4回目です。
詩人、美術評論家の瀧口修造は、1960年頃から通称「手づくり本」と呼ばれる本を作っていました。出版社や印刷所のプロセスを経ていない、瀧口自身の手仕事によるそれらは、ドローイング、雑誌の切り抜き、印刷物のコピー、銀紙、ラベル・シール、手書きのメモ等、いわゆる断片の寄せ集めによって構成され、完成にも、未完成にも見える本です。
本展では、吸取紙を用いた2冊の「手づくり本」『マティアス・グリューネヴァルトの失われた日記、または画家のハンドブック』『吸取紙とは何ものかである、等々…』、およびデカルコマニーによる連作「私の心臓は時を刻む」中の20点《マチアス・グリューネウァルトの幽霊》に焦点を当てます。
吸取紙は、絵具やインクの余分な水分を吸い取り、水彩画などにおいてはにじみを抑えたり、色の濃度を調整する等の用途で用いられます。
デカルコマニーは、18世紀に開発された転写技法で、絵具などのメディウムを表面に塗り拡げ、まだ乾いていないうちに紙などの素材を当て、それをはがすと画面が転写されるものです。この技法はシュルレアリストらによって、偶発的なイメージを生み出す手法として用いられました。
このように、吸取紙もデカルコマニーも、本体から写し取られた「影」=「分身」として生まれます。瀧口にける「影像」という概念を考えるための糸口として、これら一連の作品を紹介します。
(※)11月12日(木曜日)から「手づくり本」の場面替えを行います。
主催:富山県美術館、慶應義塾大学アート・センター
関連催事:「パピエプリエ04:瀧口修造と影どもあるいは影像人間」
日時:2026年12月5日(土曜日)、13時00分~16時00分
会場:慶應義塾大学三田キャンパス東館6階G-Lab
主催:慶應義塾大学アート・センター 協力:富山県美術館
ユダヤ系ポーランド人として生まれ、二度の大戦を体験し、富山で亡くなるまで激動の20世紀を生きた天才ヴァイオリニストにして指揮者、シモン・ゴールドベルク(1909-1993)。ゴールドベルクが愛蔵し、美代子夫人から2006年に寄贈された美術作品を展示しています。
ゴールドベルクとスペイン(2)
スペインの響き

今年度は、ゴールドベルクと縁のあるチェリスト、パプロ・カザルス(1876-1973)の生誕150年を記念し、カザルスの祖国スペインをキーワードに、東京藝術大学音楽学部音楽総合研究センター所蔵のゴールドベルク旧蔵品から選りすぐり、シリーズ3回に渡ってご紹介します。
シリーズ第2回は、ゴールドベルクの遺品の中から、スペインの音楽やスペイン出身の音楽家にまつわる品々を集めて展示いたします。
1936年春、26歳の若きゴールドベルクは、6歳年上のピアニスト、リリー・クラウス(1903-1986)とともに来日し、東京、大阪、京都、神戸で演奏会を開催しました。当時のプログラム(展示中)の演目には、フリッツ・クライスラー(1875-1962)編曲によるスペイン出身の作曲家マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946)の《スペイン舞曲》(オペラ『はかなき人生』より)が登場していますが、同曲はそのタイトルが示すように、スペインの民族音楽を取り入れたものでした。奇しくもこの年の夏、スペインで内戦が勃発しました。内戦のさなか、フランコ軍によって親友を喪ったファリャは、39年に同軍が勝利し独裁政権(~1975年)が樹立されると、アルゼンチンに亡命しています。
スペインの音楽には、それぞれの地方で育まれた多彩な歌や踊りや器楽の伝統が息づいています。情熱と哀愁に彩られたその響きは、国境を越えて多くの人々を魅了し続けてきました。激動の時代を生きたゴールドベルクも、こうした音楽に向き合うことがあったのでしょう。当館に遺贈されたゴールドベルク愛蔵の美術作品に囲まれて、20世紀を代表する音楽家たちの奏でたスペインの響きに想いを寄せてみてください。
ギャラリートーク
デザイン・コレクション展会場(展示室5)を巡りながら、担当学芸員が本展の概要や見どころをお話しします。
日時:10月11日(日曜日) 14 時 00 分~14 時 30 分
集合場所:3階 デザイン・コレクション入口前
(※) 申込不要(当日有効のコレクション展観覧券が必要です。)
コレクション展:一般 350 円(280 円) ()内は 20 名以上の団体料金
※企画展チケットでコレクション展もご覧いただけます。
【次の方は観覧無料】
・ 小・中・高校生と大学生、70 歳以上の方
・ 学校教育、社会教育活動としての児童・生徒の引率者 (観覧料免除申請書の提出が必要)
・ 各種手帳またはミライロ ID をお持ちの障がい者の方 (付き添いは手帳をお持ちの方 1 人につき 1 名まで無料)
(※)詳しくは、富山県美術館ご利用案内(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます) をご覧ください。
富山県美術館のコレクション展では、前身の富山県立近代美術館から現在までの収蔵作品を展示しています。年 4 回程度さまざまなテーマによる展示替えを行い、多彩なコレクションを紹介。当館 2 階の展示室 1 では絵画・彫刻を中心とし、3 階の展示室 5 と展示室 6 ではポスターや椅子、富山県ゆかりの瀧口修造やシモン・ゴールドベルクのコレクションを展示しています。
部局・担当名 |
電話番号 |
担当者 |
|---|---|---|
生活環境文化部 富山県美術館 |
076-431-2711 |
広報担当:川浦、本展担当:竹花、八木、江尻 |
