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更新日:2024年11月15日

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富山県 News Release

水墨美術館企画展「卒寿記念・人間国宝―鈴木藏の志野展」を開催します

発表日 2024年11月15日(金曜日)

このたび富山県水墨美術館では、11月22日(金曜日)より、標記企画展を開催しますので、ご案内します。

概要

日本を代表する陶芸家、鈴木藏(すずきおさむ・1934年岐阜県生まれ)は、重要無形文化財「志野(しの)」の保持者(人間国宝)です。先ごろ、今年度の文化功労者に顕彰されました。鈴木藏は、多治見市の丸幸陶苑に勤務する父の助手として働く中で、本格的にやきものづくりの道へと進むことになります。薪窯(まきがま)でしか焼けないとされていた「志野」にガス窯で挑戦し、自然への畏敬の念を重んじ、伝統を大切にした中から独自の作陶スタイルを確立していきます。「志野には日本人の美意識の独特さと素晴らしさがある」と語る鈴木藏。作品をつくるなら「新しくて、力強いもの」という姿勢を崩さず今日まで取り組んできました。

会期中の2024年12月に卒寿を迎えるのを機に、初期から最新作までの作品を一堂に展示します。古典の大切さに自らの美意識を映し出した独自性に富んだ作品を展示し、鈴木藏の軌跡と“今”を紹介します。

関連ファイル

企画展「卒寿記念・人間国宝―鈴木藏の志野展」ちらし(PDF:1,627KB)

会期

2024年11月22日(金曜日)~2025年1月19日(日曜日)

会期中の休館日

月曜日(1月13日は開館)、年末年始(12月29日~1月3日)、1月14日

開館時間

午前9時30分~午後6時00分(入室は午後5時30分まで)

(※)初日の11月22日(金曜日)は開会式終了後(11時頃予定)から、ご観覧いただけます。

観覧料

[前売]一般:800円(販売期間:~11月21日)

[当日]一般:1,000円(800円)/大学生:500円(400円)

  • ()内は20人以上の団体料金です。
  • この料金で常設展も観覧できます。
  • 小学校・中学校・高校等の児童・生徒及びこれらに準ずる方、各種障がい者手帳をお持ちの方は観覧無料です。
  • 大学生料金の対象は、大学、大学院、短期大学、高等専門学校(4学年以上)、専修学校(専門課程)、専修学校(一般課程の19歳以上)、通信制大学、放送大学となります。チケット購入時に学生証をご提示ください。

主催

富山県水墨美術館、富山新聞社、北國新聞社、北日本放送、NHKエンタープライズ中部

協賛

東亜薬品、リードケミカル、日東メディック、アイザック(順不同)

会期中のイベント

イベントの実施ならびに内容については、水墨美術館HPおよび当館SNS等でお知らせいたします。最新情報をご確認の上、ご来館ください。

講演会「志野の魅力―人間国宝・鈴木藏の作陶と作品」

日時:12月7日(土曜日)午後2時00分~午後3時30分頃(開場は午後1時30分)

講師:唐澤昌宏氏(本展監修者、国立工芸館館長)

会場:水墨美術館・映像ホール

定員:50名(先着順)

  • 申込は不要です。ただし満席になり次第、入場を制限する場合がございます。ご了承ください。
  • 聴講は無料ですが、展示室への入室の際には当日有効の本展観覧券が必要です。

学芸員によるギャラリートーク

日時:11月23日(土曜日・祝日)、1月11日(土曜日):各日午後2時00分~

講師:水墨美術館学芸員

会場:水墨美術館・展示室1・2

  • 申込不要です。展示室1にお集まりください。
  • 聴講は無料ですが、当日有効の本展観覧券が必要です。

開会式

日時:11月22日(金曜日)午前9時30分~

次第:主催者挨拶/来賓および主催者紹介/テープカット/展覧会鑑賞

会場:水墨美術館エントランスホール

出席者(予定):富山県生活環境文化部長、富山新聞社代表、北日本放送代表、水墨美術館館長、ほか

お問い合わせ先

部局・担当名

電話番号

担当者

生活環境文化部 富山県水墨美術館

076-431-3719

展覧会:丸山、報道発表:金山