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更新日:2023年8月21日
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発表日 2023年8月21日(月曜日)
高志の国文学館は、富山県の「ふるさと文学の総合窓口」の役割を果たす一環として、富山大学に伝わる「ヘルン文庫」を紹介するコーナーを、常設展示室に設けています。
ヘルン文庫は、明治期の日本を海外に紹介した、小泉八雲ことラフカディオ・ハーンの足跡がわかる大変意義深い文庫です。
この度、以下のとおり展示替えを行いましたので、お知らせします。
令和5年8月2日(水曜日)~12月28日(木曜日)
恒文社の「日本昔噺」シリーズは、欧文に訳した日本の昔話と美しい木版刷の絵を組み合わせた、小型和綴本の叢書です。明治18年(1885年)に刊行が始まり、英語版、ドイツ語版、フランス語版などが作られました。その後、印刷後の紙に細かく皺を寄せる加工を施した「ちりめん本」を販売するようになると、その独特の風合の美しさが海外でも人気を博しました。「日本昔噺」シリーズは20編まで刊行され、英語版ではその続編も作られています。
ハーンの作品は、この続編およびセカンドシリーズに位置づけられたもので、没後刊行の1冊と合わせてセットで販売されました。今回はその5冊について紹介しています。
|
種別 |
資料名 |
著者 |
刊行年 |
所蔵 |
1 |
書籍 |
猫を描いた少年(The Boy Who Drew Cats) |
ラフカディオ・ハーン |
1898年 |
当館 |
2 |
書籍 |
化け蜘蛛(The Goblin Spider) |
ラフカディオ・ハーン |
1899年 |
当館 |
3 |
書籍 |
団子をなくしたおばあさん(The Old Woman Who Lost Her Dumpling) |
ラフカディオ・ハーン |
1902年 |
当館 |
4 |
書籍 |
ちんちん小袴(Chin Chin Kobakama) |
ラフカディオ・ハーン |
1903年 |
当館 |
5 |
書籍 |
若返りの泉(The Fountain of Youth)第2版 |
ラフカディオ・ハーン |
1925年 |
当館 |
6 | パネル |
チェンバレン宛書簡 |
ラフカディオ・ハーン | 1894年 | 当館 |
部局・担当名 |
電話番号 |
担当者 |
---|---|---|
生活環境文化部 高志の国文学館 |
076-431-5492 |
綿引、福澤 |