高志の国文学館常設展示室クローズアップコーナー展示替えのお知らせ

発表日 2024年8月30日（金曜日）

常設展示室のクローズアップコーナーについて、以下のとおり8月28日（水曜日）より展示替えを行いましたので、お知らせします。

これまでに常設展をご覧いただいた方も、この機会にぜひお越しください。

クローズアップコーナー「没後50年 おわら風の盆の画家 林秋路特集」

場所

ふるさと文学の蔵①

展示期間

前期：2024年8月28日（水曜日）から2025年1月20日（月曜日）

後期：2025年1月22日（水曜日）から2025年6月下旬

概要

富山県八尾町で毎年9月1日から3日にかけて開催される「おわら風の盆」。そのおわらを描いた印象的な書画や版画を世に残したのが、同町出身の林秋路（1903～1974）で、今年はその没後50年にあたります。

秋路は、昭和4年（1929）に川崎順二を中心に発足した「越中八尾民謡おわら保存会」の主要メンバーの一人として、絵葉書やポスター、踊り方の図解などを描いて「おわら風の盆」の宣伝や普及に貢献したほか、おわら節の歌詞の制作も行うなど、生涯を通じておわらと深い関わりを持ちました。このほか、富山の風物を描いた版画や手漉き和紙、商品デザインなども手がけており、歌人の吉井勇をはじめとする文化人と交流があったことでも知られています。

独創的で情感あふれる秋路の作品世界をお楽しみください。

（※）前期、後期の一方でしか展示されない作品もあります。

関連ファイル

没後50年　おわら風の盆の画家　林秋路特集チラシ（PDF：1,501KB）

お問い合わせ先

部局・担当名	電話番号	担当者
生活環境文化部 高志の国文学館	076-431-5492	福澤美幸、綿引香織、福澤頌大