安全・安心情報
更新日:2024年4月26日
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発表日 2024年4月26日(金曜日)
富山県立中央病院脳神経内科において、アルツハイマー病新治療薬「レカネマブ」を投与した治療を開始しました。(本県では初) 「レカネマブ」は、令和5年12月20日から保険適用となった新薬で、2週間に1回、1時間の点滴投与を行うことにより、アルツハイマー病の進行が遅くなることが期待されています。 「レカネマブ」の投与対象となる患者は、アルツハイマー病の疑いのある方で、とやまPET画像診断センターのアミロイドPET検査による画像診断や脳髄液検査の結果、アミロイドβの蓄積が確認された方となります。 |
アルツハイマー病は、新しいことが記憶できない、時間や場所等が分からなくなるといった症状がおこります。
軽度認知障害や認知症の原因となる代表的な疾患で、脳にアミロイドβ(Aβ)と呼ばれるタンパク質が異常に蓄積し、脳の神経細胞が減って、脳が萎縮することが原因の一つとされています。
「レカネマブ」は、エーザイ株式会社とバイオジェン・インクが共同開発した薬品(商品名:レケンビ)で、Aβの凝集体であるAβプロトフィブリルに結合し、その結合体をミクログリアが取り除くことで、脳のAβを減らすとされています。
部局・担当名 |
電話番号 |
担当者 |
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厚生部 中央病院 経営管理課用度係 |
076-491-7114(直通) |
塚田、稲田 |