安全・安心情報
トップページ > 県政の情報 > 県の概要 > G7教育大臣会合特設サイト > 知事コメント-G7富山・金沢教育大臣会合の終了を受けて-
更新日:2023年5月15日
ここから本文です。
本日、石川県との共催で5月12日から始まった「G7富山・金沢教育大臣会合」が無事終了し、その成果が、今週の19日から開催される「G7広島サミット」に引き継がれることになりました。
これまで富山市と連携して開催準備を進めてまいりましたが、この間、お力添えをいただきました多くの関係の皆様をはじめ、温かくお迎えくださいました県民の皆様方に、厚くお礼申しあげます。
今回の会合では、今後、G7各国が連携しながら進めていく教育の方向性等が「富山・金沢宣言」という名称で取りまとめられ、世界へ発信されました。さらに、富山県が政策の柱として位置付けている「ウェルビーイング」の向上策が宣言に盛り込まれたことは、開催地としても大きな意義があり、誠に喜ばしい限りです。
本県で開催されたオープニングセッションでは、3月の「こどもサミット」に参加した富山市と金沢市の中学生代表が、自分たちでまとめた宣言書の内容などについて英語で発表し、各国大臣からの未来の教育等に関する質問にも堂々と答えてくれました。永岡文部科学大臣からも、その姿は誇らしく、「日本の宝だ」というお言葉もいただき、子どもたちにとって、一生忘れられない経験になったと思います。
また、エクスカーションや夕食会等を通じて、高い教育力をはじめ、自然や歴史、文化、食など本県が誇る多彩な魅力を各国の要人にアピールすることができたことも大きな成果だったと考えています。
今後、大臣会合の「富山・金沢宣言」をふまえ、コロナ禍で明らかになった学校の役割を改めて認識し、子どもたち一人ひとりの「ウェルビーイング」を高めるため、教員の確保・配置の充実、意識改革や資質の向上に加え、学校現場の働き方改革、ICT環境の充実等を図りながら、課題解決型学習や国際交流を推進することで、子どもたちが主体的に考え、多様な他者と協働しながら解決策を生み出す力を育成してまいります。
また、今回、大臣会合を子どもたちに「自分ごと」として捉えてもらえるよう、「こどもサミット」をはじめ、主体的に参画する関連事業を数多く実施してきたところであり、これらの貴重な経験や学びから得られた自信と誇りを、県内の子どもたちに広め、レガシー(遺産)にしていきたいと考えています。
さらに、大臣会合の共催地である石川県との連携を一層強固なものとし、富山県のさらなる飛躍・発展につなげてまいります。
関連情報
目的別情報
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください