「とやま県民家庭の日」推進要綱
富山県では、明るく楽しい家庭づくりのため、下記推進要綱を定めています。
「とやま県民家庭の日」推進要綱
- 昭和40年11月17日
富山県青少年問題協議会決定
- 平成13年6月12日
富山県青少年問題協議会改正
1 趣旨
心身ともに健全な青少年を育成するため、「とやま県民家庭の日」を定め、県民総ぐるみによる運動として推進する。
2 目的
「とやま県民家庭の日」を契機として、次の3つの家庭づくりを柱とする「明るく楽しい家庭づくり」を促進する。
- (1)温かくやすらぎが感じられる家庭づくり
- (2)厳しさ、たくましさのある家庭づくり
- (3)地域社会に開かれた家庭づくり
3 「とやま県民家庭の日」の設定
毎月第3日曜日を「とやま県民家庭の日」(愛称:とやまふれあいサンデー)とする。
また、各家庭で、それぞれ意義のある「わが家の家庭の日」(愛称:ファミリーデー)を定めることを奨励する。
*平成21年6月に制定された「とやまの未来をつくる子育て支援その他の少子化対策の推進に関する条例」第32条にも規定されています
4 実施内容
「とやま県民家庭の日」には、すべての家族が、その家族構成、職業、地域、季節等に応じて、次のことを行う。
- (1)家族みんなで話しあう
- (2)家族みんなで楽しみあう
- (3)家族みんなで力をだしあう
- (4)家族みんなで地域活動に参加する
5 推進方針
富山県青少年問題協議会は、推進協力機関・団体と連携して、「とやま県民家庭の日」の意義が県民に浸透し、各家庭において自主的に明るく楽しい家庭づくりが、これを契機として実施されるよう、次のとおり県民に呼びかけるとともに、県民総ぐるみの運動として推進する。
- (1)「家庭」
- 家庭が心豊かで社会性ある人を育む場としての出発点であることにかんがみ、家族みんなが、自分たちの家庭のあり方を考え、家族のふれあいを大切にし、積極的に地域活動に参加するなど、明るく楽しい家庭づくりに努める。
- (2)「学校」
- 学校の教育機能を生かしながら、家庭との連携を密にし「とやま県民家庭の日」の浸透を図るとともに、明るく楽しい家庭づくりに寄与できる支援体制を築くよう努める。
- (3)「企業等」
- 「とやま県民家庭の日」の職場への浸透を図るとともに、労働時間の短縮、家族のふれあいや子育て、授業参観のための休暇を取得しやすい職場環境づくりに努める。
- (4)「地域社会」
- 「とやま県民家庭の日」の地域社会への浸透を図るとともに、子どもも大人も自然にあいさつするなど声をかけ合える地域社会づくり、地域社会での家族のふれあいや子育て支援、青少年の健全な育成を阻害する環境の浄化など、明るく楽しい家庭づくりを支援するよう努める。
- (5)「各推進協力機関・団体」
- 家庭生活や家族の大切さについて関心を高めるために連携し、「とやま県民家庭の日」には公的会合及び諸行事(家族のふれあいに係るものを除く)を避けるよう努める。
- 各推進協力機関・団体の特性に応じて、普及啓発活動や家族のふれあいや子育て支援に関するさまざまな活動を積極的に実施するよう努める。
6 主唱
富山県青少年問題協議会
7 推進協力機関・団体
富山県、富山県教育委員会、富山県警察本部、市町村、市町村教育委員会、市町村青少年問題協議会、国の関係出先機関、青少年育成富山県民会議、青少年育成市町村民会議、教育文化・産業経済・労働・保健衛生・福祉・防犯・交通等の各種団体、報道機関