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更新日:2023年2月13日
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里親とは、さまざまな事情で家庭で暮らせなくなった子どもたちを、自分の家庭に迎え入れて、温かい愛情と理解をもって養育してくださる方のことです。
家庭での生活を通じて、子どもが成長する上で極めて重要な特定の大人との愛着関係の中で養育を行うことにより、子どもの健全な育成を図ります。
様々な事情により家族と暮らせない子どもを一定期間、養育する里親
養育里親のうち、虐待・非行・障害等の理由により専門的な援助が必要な子どもを養育する里親
養子縁組によって子どもの養親となることを希望する里親
実親が死亡、行方不明等により養育できない場合に、祖父母等の親族が子どもを養育する里親
たくさんのサポートがあるからこそ、自信をもって子育てに向き合えました。
(Iさんご夫婦)
知人の里親家庭を長年見てきたこともあり、夫婦二人の希望で児童相談所に出向き、里親登録をしました。小学4年生の女の子を受け入れることになった当時、私たちの地域では『里親』という言葉自体、ほとんど知られていませんでした。認知度を広げることも大切だと感じ、すぐに子どもを連れて近所に紹介して回り、地域行事にも積極的に参加させました。
いざ我が家での生活が始まると、しばらくは不機嫌な態度も見られましたが、ひと月が経過した頃、突然私(里父さん)の前に来て、「ずっとここにおるわ」と言ってくれたのです。彼女なりに、“家族”だと認めてくれた意思表明だったのでしょう。それから11年間、子育てで悩んだ時にはその都度、児童相談所に相談し、同じ悩みを持つ里親会の仲間とも情報交換をしてきました。そのおかげで、「私たちには強力なサポーターがたくさんいる」と、自信をもって育てることができました。
本人が「やりたい」ということには積極的にチャレンジさせ、里親手当等養育費のサポートもあり、本人の希望を尊重できました。進学を機に現在は県外で生活していますが、「いつでも帰れる」心の拠りどころがあることで、安心して夢に向かって進んでくれていると信じています。子育てに関われることはとても幸せです。私たち自身も大きく成長させてもらえたことに感謝しています。
里親制度についてご説明いたしますので、下記の問合せ先までご相談ください。
児童相談所の担当職員が家庭状況等の調査を行います。その間、里親制度に関する研修を受講いただきます。
富山県社会福祉審議会の審議を経て里親として認定されると里親名簿に登録されます。
養育里親・養子縁組里親は5年、専門里親は2年ごとに更新研修を受講していただきます。
里親に認定されるには、保護を必要とする子どもの養育に関する理解や熱意と愛情があること、児童福祉法に規定する欠格事由に該当しないことなどの要件があります。また、養育里親・養子縁組里親・専門里親になるには研修の修了が必要です。
→A.保護者の死亡、行方不明、または虐待など、さまざまな事情から家族と暮らせなくなった子どもが対象となります。年齢は18歳未満(必要な場合は20歳まで)です。
→A.里親の要件を満たしていて、家族全員の了解が得られればなれます。
→A.それぞれの子どもに合わせて、児童相談所が委託する里親を決定します。
→A.1.子どもが委託されると、子どもの生活費や教育費など、養育に必要な費用が支給されます。また、養育里親・専門里親には、里親手当が支払われます。
2.養育スキルを高めるための研修や、里親同士が悩みを語り合う場(里親会、里親支援機関のサロン等)があります。
3.一時的に休息が必要な場合に、子どもを施設やほかの里親に預けることができます。
4.必要に応じて保育所を利用することができます。保育料の負担はありません。
関連リンクもご参照ください。
里親支援機関事務局(富山県立乳児院内)では、里親制度に関する説明会や、里親研修、普及啓発に関する各種事業を実施しています。詳しくは関連リンクをごらんください。
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