安全・安心情報
更新日:2023年4月6日
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富山県では、県民の歯と口の健康づくりの目指すべき方向と、これを実現するための施策等を総合的に推進するため、「県民歯と口の健康プラン」を策定し、2013(平成25)年度~2023(令和5)年度を計画期間として、生涯を通じた口腔の健康及び口腔機能の維持・向上の観点から『8020運動』をさらに推進する」ことを基本目標に掲げ、生涯を通じた切れ目のない歯科口腔保健対策を推進してきました。
計画策定時及び中間評価時に設定した目標の達成状況や、これまでの取組み、成果について検証し、来年度策定予定の次期計画や、今後の歯科口腔保健施策に反映することを目的に最終評価を行い、最終評価報告書を取りまとめました。
この報告書の内容に基づき、引き続き生涯を通じた切れ目のない歯科口腔保健対策を推進していきます。
1.乳幼児・学齢期のむし歯は改善している。フッ化物洗口を実施している学校・施設は横ばいで、市町村間で格差があることから、格差縮小に向けた取組みを推進していく。
2.定期的な歯科健康診査を受診した者は増加(改善)しているものの、成人・高齢期の進行した歯周病を有する者は増加(悪化)している。歯科健康診査・歯科保健指導による早期受診の促進など重症化予防の取組みを推進していく。
3.40歳で喪失歯のない者、60歳で24本以上の自分の歯を持つ者は増加(改善)しており、8020達成者も増加(改善)している。口腔機能は、食べる喜び、話す楽しみ等のQOLの向上を図るために重要であり、口腔機能の重要性の普及啓発や口腔機能低下防止の取組みを推進していく。
4.歯科医療等を自ら受けることが困難な要介護者、障害(児)者等への口腔ケアや在宅歯科医療を提供するための体制整備を推進していく。
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