安全・安心情報
更新日:2024年6月21日
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「脳脊髄液減少症(脳脊髄液漏出症、低髄液圧症候群)」は、交通事故やスポーツ外傷などで硬膜から髄液が漏れ出すことにより頭痛や頚部痛、めまいなどの様々な症状が生じるとされています。確立された診断基準や治療方法がないため、国において平成19年度から診断・治療の確立に関する研究班による研究事業が行われ、平成23年度に脳脊髄液漏出症画像判断基準・画像診断基準が公表されました。
平成24年5月17日、厚生労働省の先進医療専門家会議は、日本医科大学病院が申請した硬膜外自家血注入療法(起立性頭痛を有する患者に係るものであって、脳脊髄液漏出症の画像診断基準(社団法人日本整形外科学会、社団法人日本脳神経外科学会、一般社団法人日本神経学会、一般社団法人日本頭痛学会、一般社団法人日本脳神外傷学会、一般社団法人日本脊髄外科学会、一般社団法人日本脊椎脊髄病学会及び日本脊髄障害医学会が認めたものをいう。)に基づき確実であると診断されたものをいう。)を先進医療として承認することを決めました。
また、平成28年4月1日からは、脳脊髄液漏出症(関連学会の定めた診断基準において確実又は確定された者。)に対する硬膜外自家血注入療法(ブラッドパッチ療法)が保険導入されました。
富山県内の公的病院(24病院)に対し、令和6年5月に実施したアンケート調査の結果、脳脊髄液減少症の診療が可能と回答のあった医療機関のうち、公表することに承諾が得られた医療機関の一覧表を関連ファイルに掲載しております。
なお、当該一覧表のご利用にあたりましては、下記<ご利用上の注意>を必ずご覧ください。
下記の「関連リンク」から、脳脊髄液減少症患者・家族支援協会ホームページをご確認ください。
「脳脊髄液減少症の診断・治療の確立に関する研究」については、「脳脊髄液減少症について」(厚生労働省)から「厚生労働科学研究成果データベース」へ進み、リンク先において、「検索語」欄に「脳脊髄液減少症」と入力の上「検索」ボタンを押下してください。
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