平成26年度第3回富山県障害者施策推進協議会
1.日時
平成27年3月26日(木曜日)15時00分~16時30分
2.場所
富山県庁4階第会議室
3.議題
- (1)富山県第4期障害福祉計画の計画案について
- (2)平成27年度富山県障害福祉関係予算について
- (3)富山県自立支援協議会の活動実績について
4.主な意見等
富山県第4期障害福祉計画案について
- 基本的理念(P3)に、障害者権利条約や県差別解消条例の精神に係る文言を追加すべきではないか。具体的には、「(1)障害者等の自己決定の尊重と意思決定の支援」を「(1)権利の主体としての障害者等の・・・」としてはどうか。
→(事務局回答)
障害者が権利の主体であることを前提に計画を作成している。また、P29にも「障害者に対する差別の解消及び権利擁護の推進」に係る項目を設けているところである。
- 精神障害者への多職種チームによる訪問支援について、今年の1~2月に研修会を参加するなど、精神障害者への訪問看護実施に向けた動きがある。文言の中に、訪問看護を入れていただきたい。
→(事務局)
大変ありがたい話であり、書きぶりの変更を前向きに検討させていただきたい。
- 全盲の方への支援について、代筆料が高く頼めない(1枚5,000円など)、拒否されるといった話を聞いた。行政書類等の代筆は障害福祉サービスの中に含まれているのか?ないのであれば、そのような支援の仕組みがあると良い。
→(事務局)
現状を調べたうえで対応を検討し、相談させていただきたい。
- 「入院中の精神障害者の地域生活への移行に係るサポート体制」に係るパブリックコメントへの回答について、家族会としては不満。必要な支援の内容は様々で、家族の負担が過重になっている。訪問による支援や他のサービスへのつなぎなどについて、どのような考え方なのかもう少し丁寧に説明してもらいたい。
また、多職種によるチーム支援が明記されたのは良いが、民間だけでなく、公的機関も活用していただきたい。
→(事務局回答)
P4(3)においても、計画全体を通じた基本的理念として、インフォーマルサービスとの連携、地域の社会資源の最大限の活用について記載しており、抽象的ではあるが、取組みの方向性を示している。
- 計画案の基本的理念(3)やP22~の施策以上の記載は難しいのではないか。
- P30に県差別解消条例の概要が示されているが、「その他の相談員」の相談活動の対象に精神障害者は含まれているのか。
→(事務局回答)
精神障害者に対する相談活動を想定している。
H27年度障害福祉関係予算について
- 精神障害者アウトリーチモデル事業費について、予算がどのように使われるのか。
→(事務局回答)
多職種チームを相談支援事業所に設置。H27年度はモデル的に1医療圏で実施する。
- P44に「指定管理者(指定手続中)」とあるが、(新病院の)指定管理者は決まったのか。
→(事務局回答)
4月に選定委員会を開催する。建物は実施設計の遅れもあり、H28年1月開院に向け進めている。
- 県差別解消条例のガイドライン策定の会合には当事者や障害者団体も参加することになるのか。
→(事務局回答)
各団体のご意見をいただきながら策定していきたい。
関連ファイル