富山県電子納品運用ガイドライン(案)Q&A
Q&A(よくある質問)
(国土交通省のホームページのQ&Aも参考にして下さい。)(外部サイトへリンク)
電子納品
CAD
デジタル写真
電子納品
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デジタル写真
- G-1 有効画素数とは何ですか?
デジタルカメラには総画素数と有効画素数があります。総画素数はデジタルカメラに内蔵されているCCDのすべての画素数のことであり、有効画素数は実際に使用される画素数のことで、解像度と同義語です。例えば、150万画素のデジタルカメラであっても、撮影するときの解像度(撮影モードで設定)が1280×960ピクセルであれば(1280×960=1228800)、有効画素数は約123万画素になります。デジタル写真管理基準(案)における画素数100万画素は、有効画素数のことです。
参考:電子納品に必要な有効画素数はいくつですか?
- G-2 電子納品に必要な有効画素数はいくつですか?
100~300万画素程度です。100万画素というのは、従来のサービス判(L判)の銀鉛写真と比べて遜色ない最低限の画質です。銀鉛写真は引き伸ばすことによって、細部を確認できますが、100万画素のデジタル写真では、L判で見た目以上の解像度は期待できません。「デジタル写真管理情報基準」では、黒板の文字が確認できることを指標として、「100~300万画素程度」と定めています。
また、最近は高解像度の(有効画素数の多い)カメラが出ています。画素数が多すぎると、ファイル容量が大きくなって不都合が生じてしまうため、注意が必要です。
参考:有効画素数とは何ですか?
- G-3 デジカメの正確な時刻合わせは必要ですか?
必要です。デジカメで撮影した時間は、Exif情報として自動的に記録されます。時刻が間違っていると、例えば、夜間工事でもないのに撮影時刻が0時と不適切な記録が残ることになったりします。こういうことを避けるためにも、正確に時刻を合わせる必要があります。Exif情報は他にもシャッタースピードや絞り値、ストロボ使用の有無などが記録されています。
- G-4 なぜデジタルズームを使用してはいけないのですか?
デジタルカメラのズームには、光学ズームとデジタルズームがあります。光学ズームと違い、デジタルズームの場合、カメラによって自動的に画素数が小さくなってしまう場合があるからです。200万画素(1600×1200)のデジカメで撮影しても、50万画素(800×600)にしかならない場合もあり、工事写真で必要な100万画素を下回ってしまうことがあるからです。
参考:有効画素数とは何ですか?
電子納品に必要な有効画素数はいくつですか?
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