安全・安心情報
トップページ > 県土づくり > 土木 > 土木センター > 富山県新川土木センター > 新川土木センター管内の主要事業
更新日:2023年3月20日
ここから本文です。
新川土木センターが実施している主要事業について紹介します。
県東部の中山間地域を経由し、魚津市、黒部市、滑川市等近隣市町を結ぶ広域幹線道路であり、また、北陸新幹線黒部宇奈月温泉駅へアクセスする重要な道路です。
平成25年11月に片貝清流橋を含む魚津市青柳~袋まで、令和3年10月に魚津市袋~石垣新までが完成し、これまでに約1.7kmが開通しました。現在は魚津市石垣新~県道大海寺新本町線までの整備を進めており、高低差約15mの河岸段丘を掘り割り、函渠などを整備していきます。引き続き、関係市と連携してバイパス整備を進めます。
魚津市袋~石垣新完成(令和3年10月)
富山湾や立山連峰を眺望できる湾岸道路の一部として、魚津市東町地内から黒部市石田地内において、二級河川片貝川に 新橋を架けるバイパス整備事業です。
本事業により、魚津市、黒部市間の道路ネットワークを強化し、魚津水族館や魚の駅「生地」などの富山湾沿岸部の観光拠点の連携を図るとともに、産業、経済活動を促進することにより、新川地域の活性化に大きく寄与するものです。
完成イメージ
幹線道路から黒部市の中心市街地を結び、黒部市民病院へアクセスする重要な道路です。
現在の道路網は幅員が狭く、歩道の整備が難しいため、車両と歩行者が近接するなど、交通安全上危険な状況となっています。本事業により、未整備区間の天神新町交差点から県道六天天神新線との交差点までについて、沿道地域の交通安全の向上を図ります。
整備状況(令和5年2月)
笹子トンネルの崩壊事故に代表されるように、日本のインフラ施設の老朽化は著しく、施設の安全な維持管理が喫緊の課題になっています。
橋りょうにおいても5年に1回の近接目視による定期点検を実施し、この結果に基づき補修計画を策定のうえ維持管理・補修を実施しています。
天神橋
早月大橋
鴨川は、魚津市の市街地を流下し富山湾に注ぐ二級河川で、川幅が狭く流れが急なため、これまで洪水による被害が、たびたび発生しています。
市街地の浸水被害を防止するため、既設道路下に函渠を設置し、本川からの洪水を分水させ富山湾に放流する放水路整備を進めています。
沖田川は、滑川市の市街地を流れ、中川に合流し、富山湾に注ぐ二級河川です。本川は川幅が狭く流下能力が小さいため、これまで洪水による被害がたびたび発生しています。
市街地の浸水被害を防止するため、滑川市下島地内で分水し、富山湾へ直接洪水を流す放水路整備を進めています。
平成28年度には、第1期工事としてあいの風とやま鉄道から下流側の整備が完了しました。現在は引き続き、第2期工事としてあいの風とやま鉄道上流部までの約120mを整備しています。
沖田川 鉄道横断部
放水路への分水状況
片貝川は、北アルプスの毛勝山(標高2,414m)に源を発し、河口付近で布施川と合流して日本海に注ぐ二級河川です。
本川は日本屈指の急流河川であり、昭和44年8月豪雨による大洪水では、その強大な洪水エネルギーにより、堤防の決壊や橋梁の流失、床上・床下浸水、農地流失等の大被害を受けました。
上流部に位置する魚津市黒谷~東蔵地内の延長約3.1kmの区間においては、洪水を安全に流下させることができない箇所があることから、必要な流下能力を確保できるよう、河道掘削、護岸及び引堤による河川整備を進めています。
角川ダムは、流路延長15.5km、流域面積42.8㎢の二級河川角川上流部(魚津市鹿熊地先)にある治水ダムです。財産、人命を守り、豊かな生活環境を築くことを目的に建設し、昭和53年に完成しました。
建設から30年以上が経過し、老朽化したダムの機能の向上及び回復を図るため、ダム設備の更新を進めています。
浦谷川は、魚津市蛇田地内にある土石流危険渓流です。平成26年の豪雨時には土砂災害が発生しました。本事業では、下流にある人家や県道福平経田線などを土砂災害から守るため、荒廃した渓流に床固工や護岸工の整備を進めています。
土砂流出状況
本江地区は、地区の一部が土砂災害特別警戒区域に指定されており、また、保全対象として人家約30軒、県道黒川滑川線を含むがけ高20.6m、勾配39度の急傾斜地となっています。
このため、豪雨に伴う斜面崩壊により、人家に甚大な被害が発生する危険性が高いことから、崩壊土砂防止柵や待受擁壁などの対策施設を整備しています。
対象斜面と保全人家
魚津港は、富山県東部海岸のほぼ中央に位置し、北地区と南地区から構成されています。魚津港の係留施設等は昭和50年代初期に整備されたものが多く、建設から40年以上経過しています。H24に「魚津港維持管理計画」を策定し施設の長寿命化を図る為、矢板式護岸の防蝕工事の実施、防波堤の嵩上・消波ブロックの設置等を実施しています。
本町及び諏訪町の区間は護岸整備が完了していますが、近年、台風や冬季風浪の発生時に護岸背後の臨港道路への越波が増大し、しばしば通行止めになり利用に支障をきたしています。低天端でありながら越波量を低減できる特長をもったフレア護岸を整備し、越波による被害の低減を図っています。
お問い合わせ
関連情報
目的別情報
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください