使い捨てプラスチック等に関する消費者意識調査の結果について
県民の使い捨てプラスチック等の利用状況や削減意識を把握し、今後のプラスチック削減対策を検討する際の基礎資料とすることを目的に実施した「使い捨てプラスチック等に関する消費者意識調査」について、結果を取りまとめましたのでお知らせします。
1 調査の概要
(1)調査対象
県内に居住する満20歳以上の男女1,500人
(2)調査期間
令和元年7月4日~8月9日
(3)調査方法
郵送調査
(4)回収数(率)
666(44.4%)
(5)調査項目及び結果の概要
環境省「消費者のリデュースの取組意向調査」(平成30年7月)の結果との比較を行うため、調査項目、設問、選択肢は、同調査と同一とした。
ア 普段の「プラスチックごみ削減の取組み」について
- 「マイバッグ持参」や「マイボトル持参」の実施率が80%以上と高い。
- 全国と比較すると本県では普段からプラスチックごみ削減に取り組む割合が高い。
イ 小売店等における「プラスチックに関するサービス」への意識について
- 「通販等の大きな箱」で8割以上、「バラン」、「贈答品のフォーク・スプーン」、「うちわ」では約6割の県民が過剰と感じている。
- 全国と比較すると本県では過剰と認識している割合が高い。
ウ 小売店等が実施する「使い捨てプラスチック削減の取組み」への意識について
- 「スーパーのレジ袋」が94%と最も高く、「イベント等のリユース容器」、「バラン」、「贈答品のフォーク・スプーン」、「傘袋」等も75%以上と高い。
- 全国と比較すると全項目で富山県民の協力意向が高い。
エ プラスチック・廃棄物に関する言葉について
- 言葉も意味も知っている割合は、「プラマーク」及び「海洋プラスチックごみ」が約6割と高く、「マイクロプラスチック」が約4割であった。
- 全国と比較すると本県ではプラスチック・廃棄物に関する言葉の認知度が高い。
2 調査結果の活用
本調査結果から、使い捨てプラスチック削減の取組みに対しては、県民の理解を得られやすいものと考えています。
本調査結果を踏まえて、プラスチックごみ削減のための効果的な取組みを進めてまいります。
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