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更新日:2024年12月16日
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日本の原風景として大切にしていきたいホタルの光。ゆたかな水環境をもつ富山だからこそ出会える県内の名所を紹介します。
ゲンジボタル
特徴/背に十字型の模様
すみか/水のきれいな小川や用水
時期/6月上旬から下旬にみられる
光り方/ゆっくりいっせいに光る
幼虫のえさ/カワニナ
ヘイケボタル
特徴/背に縦すじの模様
すみか/水田や用水
時期/6月中旬から7月上旬にみられる
光り方/早く別々に光る
幼虫のえさ/モノアラガイ、タニシなど
ゲンジボタルの方が、ヘイケボタルよりきれいな水を必要としており、よい水環境のシンボルとされることが多いです。
すばらしい「ホタルの名所」が存在するその影には、「水環境の守り人」の方々の活動があります。
4年生が中心となってホタルの幼虫の飼育、幼虫のえさとなるカワニナの河川への放流などを行っています。
飼育や観察の成果は、地域の住民や他小学校などに向けて様々な形で情報発信されています。
定期的な清掃はもちろんのこと、ホタルの幼虫の保護水路もつくるなど、まさにホタル専用の水環境の整備、保全を行っています。
また、訪れる人々が分かりやすいように案内板の設置も行っています。
限られた狭い範囲でもかまわないので、ご家族や仲間と、身近な水環境のごみ拾いや水汲み場のそうじなどを行ってみましょう。
体のどこが光っているの??
なんで光るの??
おしりが光っていると思われがちですが、実は、おなかの先が光っているのです。
また、ホタルが光るのは「求愛などのコミュニケーションのため」だといわれています。
一般的には、活発に飛んでいるのがオスで、メスは葉っぱなどにとまっています。
どんなふうに光るの??
日本には50種類のホタルが存在するといわれていますが、よく光るホタルは、ゲンジボタル、ヘイケボタル、ヒメボタルです。
光のリズムは、ホタルの種類や地域によってちがい、たとえばゲンジボタルは2秒~4秒に1回、ヘイケボタルは0.5秒に1回といわれています。
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