教育科目

富山県消防学校は、県内の消防職員や消防団員を教育訓練するための学校です。
新しく採用された職員の初任教育をはじめ、幹部教育や専門的知識・技術を習得する専科教育など、年間を通じさまざまな教育訓練を行っています。

教育方針

「消防学校の教育訓練の基準」（平成29年2月8日消防庁告示第5号全部改正）に基づき、消防職員及び消防団員に対し、社会情勢の変化や技術の発展に的確に対応するために、住民から期待される水準を充たす消防に係る知識及び技能の効率的かつ効果的な修得を図り、もって適切公正、安全かつ能率的に近代消防の使命を遂行し得るよう資質を高め、複雑化、大規模化する多様な各種災害に即応できる有能な消防人を育成する。

重点目標

• 1 初任教育
  • （1）消防に関する基礎知識の修得及び応用知識の修得
  • （2）消防理論の実践と訓練を主とした技術の練磨
  • （3）体力気力の練成と敏速な行動力の養成
• 2 専科教育
  • （1）社会情勢に即応できる高度な専門的知識と技能の修得
  • （2）新たに開発された消防機器の習熟及び消防技術の練磨
  • （3）救命士の処置拡大に伴う教育訓練の充実
• 3 幹部教育
  • （1）幹部にふさわしい人格、識見のかん養
  • （2）消防関係行政全般の知識の修得
  • （3）高度な消防業務の運営に必要な実務、企画力の修得
• 4 消防団員教育
  • （1）信頼される消防人像及び消防精神の昂揚
  • （2）消防活動に必要な知識と技能の修得
  • （3）地域防災力強化のための教育訓練の充実
  • （4）大規模災害に的確な対応ができる実践的な教育訓練
• 5 自衛消防隊員等教育
  • （1）防火・防災管理意識の高揚
  • （2）災害時における必要な知識の習得、消火技術等の向上
  • （3）自衛消防組織力強化のための教育訓練の充実