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更新日:2021年2月24日
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富山県を代表する産業の一つ製薬産業、その基礎をなした売薬に関する資料、立山信仰に係るものも有形民俗資料です。その他に、善徳寺宝物(南砺市)、流刑小屋(南砺市)も県の有形民俗文化財として指定されています。
富山の売薬の歩みを知るうえで重要な資料が1,818点指定されている。これらの資料には、製薬、薬種に関する古文書や、得意先への薬袋、運ぶ柳行李、それを包む風呂敷、行商のいでたち、携行品、みやげ類などがある。
得意先の区域を懸場といい、人別に配置されている薬名・数量を記入した帳面を懸場帳とよんだ。
売薬の命ともいうべきこの懸場帳や行商にかかせない全国地図も含まれている。
山岳信仰に関する資料1,083点が指定され、富山県[立山博物館]に収蔵展示されている。
資料には、立山へ登拝する参詣者や修行する山伏の装束、女人講中の装束、諸国へ布教する際に使用された立山曼陀羅がある。
関連するものとして、「立山参道の石塔並びに石仏群」や「芦峅閻魔堂の仏像群」は県指定有形民俗文化財である。
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