平成30年度富山県文化財保護審議会の概要
1 期日
平成30年8月28日(火曜日)
2 場所
富山県民会館702会議室ほか
3 出席者
県文化財保護審議会委員:五十畑委員、山崎委員、長谷川委員(会長)、鈴木委員、安カ川委員、島添委員、西井委員、布村委員、柳委員、五十嵐委員、西邨委員
県教育委員会事務局:渋谷教育長、菊池生涯学習・文化財室長ほか5名
4 内容
審議事項
- (1)県指定有形民俗文化財の指定について
- 名称 立山曼荼羅
- 所有者 富山県(立山博物館・県立図書館 所蔵)
- 員数 8点
- 概要 我が国の代表的な山岳信仰の一つに数えられる立山信仰の布教活動において、大きな役割を果たした立山曼荼羅の一括資料
- (2)県指定天然記念物の指定解除について
- 名称 運源寺の大カエデ
- 所有者 運源寺(高岡市滝)
- 理由 枯死し、県指定文化財としての価値を失ったため。枯死した原因は、周辺の水田の畑地化等により、水分供給が滞ったことで樹勢が衰退し、病害虫の侵入を許したため。
- (3)文化財保護活用事業について
世界文化遺産登録推進事業、文化財ボランティアの外国人対応力向上事業、富山の文化遺産魅力発信事業など
- (4)国の文化財登録等について
歓盛寺本堂・離座敷・山門、白山宮鞘堂、富山電気ビルディング本館・新館(国登録有形文化財)
尾山の七夕流し、中陣のニブ流し(国記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財の選択)
- (5)現地視察について
重要文化財勝興寺本坊等の視察