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更新日:2024年9月5日
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小竹貝塚は、富山県のほぼ中央に位置する呉羽(くれは)丘陵と、その北に広がる射水(いみず)平野との接点に位置し墓域・住居域・生産加工域などをもつ通年定住型の集落であることが分かりました。
縄文時代前期である約6000年前は、温暖化による気温上昇により、海面が今より4~5m高かったといわれています。
発見した91体の埋葬形態は、手足を折り曲げた屈葬(抱石葬含む)が大半で、体を伸ばした伸展葬が1体、この他、新生児を埋葬した土器棺葬があります。
小竹貝塚は低湿地性貝塚であるため、台地上で営まれた集落遺跡では腐ってなくなってしまう有機質の生活道具が大量に出土しました。
当時の生活を小竹貝塚の調査を元に復元図として展示しています。
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