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更新日:2024年8月1日
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富山県では、平成11年12月20日、県議会において、核兵器の廃絶と世界の恒久平和の実現を内容とした「非核平和富山県宣言」が決議されています。
【非核平和富山県宣言(全文)】平成11年12月20日 富山県議会
核兵器を廃絶し、恒久平和を実現することは、世界で唯一の被爆国である我が国はもとより、人類共通の願いである。
我が国は、日本国憲法に基づき、「核兵器をつくらず、持たず、持ち込ませず」の非核3原則を国是としている。
本議会においても、平成7年6月の「核実験反対、核兵器全面禁止・廃絶を求める意見書」、平成8年6月の「中国の核実験に抗議し恒久平和の実現を求める決議」、平成10年6月の「核拡散防止体制の強化と核実験の禁止、核兵器の廃絶を求める意見書」を可決し、繰り返し核兵器の廃絶と平和を願う意思表示をしてきたところである。
しかしながら、今日なお、地球上には核兵器が厳然として存在し、人類を破滅に陥れる核兵器の脅威は依然として続いている。
もとより、世界の平和と繁栄のためには、具体的な行動を積み重ねていくことが重要であり、来るべき21世紀に向かって、より一層国際的な相互理解、相互信頼を確固たるものに構築していくことが必要である。
今後とも、県民の生命と安全の確保のため、一日も早い核兵器の廃絶と世界の恒久平和の実現に向けて、一層の努力をしていかねばならない。
富山県議会は、ここに、富山県民とともに、核兵器の廃絶と世界の恒久平和の実現を願い、「非核平和富山県」の宣言を行う。
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