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更新日:2024年10月4日
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県では、小水力発電の導入拡大を図るため、令和5年度に「小水力発電導入可能性調査」を実施しました。その結果について、次のとおり公表します。
※R6.9 一部修正
県では、令和5年3月に策定した富山県カーボンニュートラル戦略に基づき、2050年カーボンニュートラルの実現を目指し、再生可能エネルギーを最大限に導入していくこととしています。
特に本県は豊富な水資源に恵まれ、全国的にみても高い中小水力発電の導入ポテンシャルを有しています。県内では既に多くの水力発電所が稼働しているところですが、今後さらに導入を拡大するためには、河川や農業用水路の管理者だけではなく、民間事業者等のあらゆる主体の参入を促し、民間等の最新の知見・技術を活用し、新たに事業スキームを工夫することにより、採算性や地域共生などの課題を解決していく必要があります。
そこで、県では、河川や農業用水路、上下水道等を対象に小水力発電の適地調査を実施し、その結果を公表することにより、民間事業者等の参入を促し、事業化の促進を図ることとしました。
有望地点は、別添「富山県小水力発電導入可能性調査の結果について(PDF:4,002KB)(別ウィンドウで開きます)」のとおりです。
環境省の再生可能エネルギー情報提供システム(REPOS)に基づき、未開発箇所のうち、導入ポテンシャルが150kW以上であり、かつ砂防堰堤等の構造物が既に存在する223地点、及び水力発電所跡地3地点等について、現地踏査や採算性の精査、その他関係情報の収集等を行い、有望地点として4か所を抽出しました。
民間事業者等の参入について関心がある土地改良区等に対してヒアリング及び現地踏査等の調査を行い、有望地点として7か所を抽出しました。
県内の上下水道関係施設(111施設)から、各施設管理者へのアンケート調査や現地踏査等により、有効落差や未利用落差を有する有望地点5か所を抽出しました。
① 本情報は、小水力発電の導入の加速化、具体的な事業の早期化を図ることを目的として公表するものです。過去、既に、民間事業者等による事前調査(流況調査等)が実施されている地点も含まれておりますので、留意してください。
② 情報は試算上のものですので、事業化にあたっては、詳細な事業可能性調査を実施してください。また、法令を遵守し、必要な許認可等の手続きを行うとともに、地域住民等関係者との合意形成等、水利権者(慣行水利権者含む)など様々な関係者との必要な調整を行ってください。
<必要な手続き(例)>
今回公表した有望地点7か所について、今後、事業者から土地改良区に対しての事業提案など導入可能性に関する勉強会(事業提案会)等を開催する予定としております。詳細につきましては、別途ご案内させていただきます。
カーボンニュートラル推進課では、サポート窓口を設置し、関連情報の提供、許認可手続き窓口のご案内、その他各種ご相談・ご質問を受け付けております。本公表情報に関する詳しい情報については、窓口までお問い合わせください。
【小水力発電導入サポート窓口】
富山県知事政策局成長戦略室・カーボンニュートラル推進課
問合せフォームURL: https://shinsei.pref.toyama.lg.jp/9MABJtAW
※フォームから問合せ内容をご入力ください。確認後、窓口担当からご連絡します。
※土地改良区などへの直接の連絡は控えていただきますようお願いします。
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