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更新日:2021年3月23日
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富山県は、アルミをはじめとした金属製品、機械・ロボット、電子部品、そして医薬品などの多様な産業集積があり、日本海側屈指の「ものづくり県」です。
近年、グローバル競争の激化やIoT(「Internet of Things」のことで、あらゆる物がインターネットでつながることによって実現する新たなサービスやビジネスモデル等のこと。)等の活用による第四次産業革命(蒸気機関の発明による第一次、電気の活用による第二次、コンピューター等の活用による第三次、第四次産業革命はIoT、ビッグデータ、ロボット、人工知能(AI)等の活用による技術革新をいう。)の進展など、ものづくり産業を取り巻く環境が大きく変化しています。
本県ものづくり産業がさらなる成長と発展を遂げるためには、海外の成長エネルギーを積極的に取り込んでいくことが重要です。今後とも、高度なものづくり技術を国内外に一層強く発信していきます。
テクノホールは、昭和58年の開館以来、県内の産業・情報・文化の発信拠点として大きな役割を果たしてきました。しかしながら、開館から30年以上が経過し、産業展示会の広域化や大型化、催事の多様化・複合化が進む中で、施設の展示面積や機能が、ニーズに十分応えられない状況にありました。そこで県と富山市の支援のもと、ビジネスユースに重点をおき、展示会と会議等の複合催事にも対応できるよう整備した「多機能型」新展示場が、10月26日に開館します。
10月26日に開館するテクノホール新展示場
(西館:写真右)
新展示場の面積は3,634平方メートルで、現展示場と合わせると約7,000平方メートルとなります。ホールには移動式間仕切りを導入し、催事規模に応じて分割して利用できるほか、吸音効果もある膜天井を設置し、会議やレセプションにふさわしい落ち着いた空間をつくりだしています。また、2つの展示場をつなぐホワイエ(1,091平方メートル)は、ブース等の設置など多くの用途にご利用いただけます。
また、県では、新たにシャトルバス運行経費に対する助成制度を設け、催事の開催を支援します。展示会をはじめ、見本市、商談会などにぜひご利用ください。
レセプション開催時のイメージ
新展示場のオープニングイベントとして、県が中心となり、10月26日(木曜日)~28日(土曜日)の3日間、「富山県ものづくり総合見本市2017」を開催し、本県の誇るものづくり技術や製品を広く発信するとともに、海外販路の開拓を支援します。国内外から総勢430社を超える出展者が集い、機械・電子からプラスチック、アルミ、繊維、医薬品、伝統工芸やクリエイティブ産業など幅広い分野で一堂に展示。また、見本市にあわせ、多数のイベントも開催します。
(写真は、前回「富山県ものづくり総合見本市2015」の様子)
今後とも、本県の優れたものづくり技術や製品、地域の魅力を国内外に発信していくとともに、本県の強みであるライフサイエンス、高機能素材、ナノテクなど分野の垣根を越えた技術基盤の強化に取り組みます。さらに、IoTやAIなどの技術の普及により、生産性の向上や新たな付加価値の創出につなげ、「様々な成長産業が多面的に展開する富山県」への飛躍を目指します。
県内企業や学校が誇りと技術をかけて製作したコマを持ち寄り、1対1で戦う「全日本製造業コマ大戦」を開催します。
親子で楽しめるものづくり体験。子どもたちがものづくりの楽しさを体験できるプログラムを用意しています。(要事前申込)
「ロボット時代の創造」を演題に、ロボット電話「ロボホン」やロボット宇宙飛行士「キロボ」の制作で有名な、ロボットクリエイターの高橋智隆氏を講師に迎えトークショーを開催します。
他にも多くのイベントを開催します。詳しくはホームページでご確認ください。
「富山県ものづくり総合見本市」で検索
富山県ものづくり総合見本市実行委員会
TEL.076-482-3224
テクノホール
〒939-8224 富山市友杉1682 TEL.076-461-3111 FAX.076-461-3113
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