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更新日:2021年3月23日
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少子高齢化の進行に伴い、生産年齢人口が減少するなか、富山県が、魅力と活力にあふれ、持続的に発展していくためには、若者や女性、高齢者など、誰もが意欲や能力に応じて活躍できる環境づくりを進めることが大変重要です。県では、働き方改革を県民運動として展開するため、様々な取組みを進めていきます。
県ではこれまで、仕事と子育ての両立支援や働きやすい雇用環境を整備するため、特別保育や学童保育の充実を図るとともに、子育て支援・少子化対策条例により、従業員の仕事と子育てに関する「一般事業主行動計画」の策定を義務付ける企業の範囲を法律よりも大幅に拡大するなど、積極的に取組みを進めてきました。
さらに、平成29年度は、働き方改革を県民運動として推進するため、経済団体や労働団体、有識者で構成する「とやま県民活躍・働き方改革推進会議」を設置し、6月に第1回会議を開催しました。
今後、企業経営者向けの働き方改革セミナーの開催、女性の活躍を推進するための調査の実施などに取り組みます。
県では、平成28年度に初めて企業子宝率調査を実施し、企業子宝率(男女を問わず従業員が企業に在職中にもつことが見込まれる子どもの数のことで、企業の子育てのしやすさが分かりやすく示される指標)が高く、仕事と子育てを両立できる職場づくりに成果を上げている企業をモデル企業として表彰しました。モデル企業の取組みを紹介することにより、両立支援に関する意識醸成や取組みの推進につなげていきます。29年度も調査を実施しますので、ぜひご協力をお願いします。
※一部対象企業には、調査票等を送付済みです。
男女がともに仕事と家庭の両立が可能な職場環境づくりを推進するため、平成29年7月に県内企業や自治体等のトップによる「イクボス企業同盟とやま」を設立しました。
設立時までに100団体が加盟し、設立式では、同盟に加盟したイクボスによる共同宣言が行われ、部下のライフ・ワーク・バランスの実現に向けて、働き方改革に取り組んでいくことを確認しました。
今後も、加盟企業を募集するとともに、加盟企業間で先進的な取組みや課題等を情報交換する連携会議を開催するなど、県全体にイクボスの取組みが広がるよう、企業間ネットワークの形成を支援していきます。
また、県においても、県庁が率先して働き方改革を推進するため、平成29年5月に「富山県庁働き方改革推進チーム」を設置し、時間外勤務縮減などの方策を検討するとともに、定時退庁カードの実施など、様々な取組みを進めています。
さらに、多様な働き方の支援として29年度から、タブレット端末を活用したモバイルワーク(訪問先での説明等でタブレット端末を活用する働き方)を試行的に導入したほか、在宅型テレワーク(インターネット等を活用して自宅で仕事をする働き方)や夏の朝型勤務制度の拡充などを行い、業務の効率化や行政サービスの質の向上、仕事と子育てや介護等の両立に取り組んでいます。今後も、職員が個々の資質や能力を最大限発揮できる環境を整備し、県民の皆さんの多様なニーズに適切に対応できるよう、一層取り組んでいきます。
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