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トップページ > 県政の情報 > 広報・情報公開 > 広報紙・番組(テレビ、ラジオ)・新聞広報 > 広報紙 > 県広報とやま > 2023年 > 「県広報とやま」2023年1月号 NO.504 > がんばる富山ほほえみリレー「Digi-PoC (デジポック)TOYAMAから新しいカタチが生まれそうです。」
更新日:2023年1月8日
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株式会社IoTRYの社長、加藤哲朗さんは、富山県立大学の大学院生。共同開発してきた中小企業の生産性拡大を実現するIoTシステムを事業化し、ベンチャー企業を立ち上げました。「設備の位置や作業の流れなど、デジタル技術で工場を見える化し、業務の改善を図るものです」。県内企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)化を促進するDigi-Poc TOYAMAの実証実験にも、同事業の提案が採択されました。「DXで大事なのは『デジタルを活用すること』よりトランスフォーメーション(変革)に焦点を当て、自分の事業を変えていく強い思い」だと、加藤さんは考えています。
工場作業の見える化・効率化をデジタル技術で改善
「いつかは地元に戻りたい。そんな人のための仕組みを作りたかった」という地村未知弘さんは旧庄川町の出身。IT企業で実績を積み、東京都内で独立。2021年4月、富山にも拠点を作りました。「ITを活用したいが人員がいないという県内企業と、地元に関心を持ちながら都内で活躍するIT人材をつなぎたいという思いがありました」。その考えは、Digi-Poc TOYAMAにも採択されました。「当社が行うのは単なる人材紹介ではありません。ITという価値を産み出せる人材をつなぐこと」だと地村さんは強調します。「もちろん事業ですから、しっかりと結果を出していきます」と、地村さんは力強い信念を持って取り組んでいます。
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