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トップページ > 県政の情報 > 広報・情報公開 > 広報紙・番組(テレビ、ラジオ)・新聞広報 > 広報紙 > 県広報とやま > 2023年 > 「県広報とやま」2023年1月号 NO.504 > 特集1 産業・地域社会のDXを推進~先進的なデジタル技術で地域課題を解決する実証実験が始動~
更新日:2023年1月8日
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富山県では、「Digi-PoC TOYAMA(デジポックとやま)」推進事業として、県民のウェルビーイング向上を実現するため、先進的なデジタル技術を活用して地域課題を解決する実証実験に取り組んでいます。
※DX:デジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation)の略で、デジタル技術を用いることで、生活やビジネスが変容していくこと。
A. 「PoC」は実証実験(Proof of Concept)の頭文字を取ったもので、「デジタルで実証実験を推進する富山」という意味です。県民の皆さんに親しみを持ってもらい、覚えてもらえるように名付けました。
A. 県では、昨年2月に策定した「富山県成長戦略」の柱に、経済的な豊かさに加え、身体的・精神的・社会的にも満たされた状態である、真の幸せ「ウェルビーイング」の向上を掲げています。
一人ひとりが、誇りと愛着を持つことができる富山県、また、そんな富山県に多様な人材が引き寄せられ、関係人口が増加していく「幸せ人口1000万〜ウェルビーイング先進地域、富山」を目指しています。
富山県のウェルビーイングを高めていくためには、新たな産業の創出、行政サービスの利便性向上、働き方改革や女性活躍など、様々な経済的・社会的な課題を解決しなければなりません。
そのためには、先進技術やデータ活用など、デジタルの力を最大限に活かして、持続可能な地域づくりを推進していくことが必要になります。
子育て世代の家庭で、赤ちゃん・子どもの寝かしつけや見守りに「ベビーテック(※)」を活用し、余暇時間を創出する実証実験を行っています。IT機器を使用することで育児を効率化し、男性の育児参加にもつなげるなど、効果的な活用方法を検証します。
(取組事業者:NTTコミュニケーションズ株式会社)
※ベビーテック:ベビー(赤ちゃん)とテクノロジー(科学技術)を組み合わせた造語。
ベビーテック体験会
県内企業が、本県出身の兼業・副業デジタル人材を活用することで、デジタル化・DX推進に取り組む実証実験を行います。両者をオンラインなどでつなぎ、企業の社外人材を活用するハードルを下げ、マッチング精度を高めます。
(取組事業者:株式会社ネクトプラス)
工場の作業環境をデジタルツイン(※)で再現し、作業指導や振り返りを仮想空間内でシミュレーションする実証実験を行います。工場での作業工程の最適化や効率化を目指します。
(取組事業者:株式会社IoTRY)
※仮想空間:コンピュータやネットワーク上に構築された、仮想的な空間のこと。
※デジタルツイン:現実空間にある情報を、仮想空間に再現する技術。
仮想空間内で工場を再現し、無駄を洗い出す
イベント情報やアーカイブ動画、実証実験レポートをご覧いただけます。3月下旬には、実証実験の成果報告会も配信予定です。
県デジタル化推進室
TEL.076-444-8912 FAX.076-444-3483
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