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更新日:2023年9月15日
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乳房や子宮、卵巣といった女性特有の体の機能。これらは、年齢や環境によって大きく変化します。
第二次性徴がはじまる思春期、20〜30代の妊娠・出産を迎える性成熟期、閉経を迎える更年期、そして閉経後の老齢期。時々立ち止まって、自分は女性のライフステージのどこにいるのかを見つめ、体の状態に合わせた健康管理を行うことが大切です。
月経が来たら、産婦人科のホームドクターを持ちましょう。「産婦人科は赤ちゃんを産む人が行くところ」「なんとなく行きづらい」と思っている人も多いかもしれませんが、産婦人科はすべての女性がいくところ。定期的な婦人科検診を受けたり、月経不順や月経痛の悩みを相談したり、パートナーのいる人なら、性感染症の知識も身につけることもできます。
体に少しでも心配なことがある時、身近に相談できるドクターがいればとても安心。病気が早期発見できたり、より快適に生活できたりするなど、あなたの体をあなたの手で守ることになるのです。
毎月のゆううつな月経痛。重いものには、子宮内膜症、子宮筋腫などの病気が隠れている場合があります。鎮痛剤を必要としたり、日常生活に支障をきたしたりするような場合は、早めに病院で診てもらいましょう。
子宮内膜症は10〜20代の若い女性に増えている病気で、卵巣内で子宮内膜が増殖し、悪さを働くもの。不妊の原因にもなるといわれており、早くからの治療が大切です。
一方で、子宮筋腫は良性腫瘍のひとつ。腫瘍の場所によって月経量が増えて貧血になったり、受精卵が着床しにくかったりするなど、不妊の原因になると言われています。
これらの病気と関係しない月経痛や月経前症候群なども、薬の服用で軽減できます。がまんしないで、ドクターに相談してください。
お話をきいた人/女性クリニックWe!TOYAMA 若杉聡美医師
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