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更新日:2021年2月24日
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仕事も出産も、自分らしくかなえていくために、あなたが今、パートナーがいるいないに関わらず、いつか子どもを欲しいと思っているなら「いつ産むか」を考えてみることが大切です。
医学的に妊娠・出産にベストな時期が20代と言われるなか、女性の社会進出や晩婚化で、キャリアが落ち着く30代以降に子どもを持つという人も増えています。
現代の女性は、昔に比べて出産回数が減り、生涯の月経回数も倍増。月経とつきあう期間が長くなった分、子宮内膜症など体のトラブルに悩む人も多くなりました。
女性は、生まれた時に卵巣の中に200万個の卵子を持っていますが、思春期年齢で40万個、50歳くらいでほぼ喪失し閉経します。そのうち排卵される卵子は約400個とごく一部、ほとんどが排卵されずに失われます。年齢とともに卵巣機能が低下し、卵子の質が低下することも否めません。だからと言って「早いうちに子どもを」と思っても、いろんな事情で難しいこともあります。
大切なのは、若いうちから自分の身体を知り、定期的に産婦人科にかかり、子どもを産みたいと思った時に、スムーズに妊娠できる体を準備しておくこと。そのためには、月経の調子を整えるための女性ホルモンの働きを整える「低用量ピル」の服用も有効です。そして、いつ産むか、何人産むか、産まないといったライフプランも一緒に考えていくこと、あなた自身が思い描くことが何より大切なのです。
お話をきいた人/女性クリニックWe!TOYAMA若杉聡美医師
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