安全・安心情報
更新日:2021年6月15日
ここから本文です。
地震や豪雨などの災害は突然やってきます。
災害が起こった時、大切なペットの避難について考えていますか?
これまでに起こった災害でも、ペットが置き去りになってしまったり、離ればなれになってしまったりしたケースが数多くあります。
災害が起こった時に、ペットの命を守るのは飼い主の責任です!
万が一の際、ペットと安全に避難できるように、日頃から備えるようにしましょう。
今回のお知らせノートでは、“避難する際に準備しておくとよい、ペットの防災用品”について、いっしょに勉強していきましょう。
次の用品は、“人の防災用品”の中に入れておくものです。
避難の際、ペットの防災用品を持ち出せなかったケースや、その後ペットとはぐれてしまったケースで、最低限必要なペット用品です。
“ガムテープ”は、災害時さまざまな場面で役に立ちますので準備しておきましょう。
絆創膏代わりやマジックがあればメモ代わりにもなり、壊れたケージの補修にも使えます。
また“動物手帳”には、かかりつけの動物病院、食事の回数や量、持病やこれまでの健康状態なども記録しておくと良いでしょう。
次の用品は、人の防災用品とは別に用意しておくとよいものです。
避難所での生活の際、必要となるペット用品です。
“ペットフードと水”は、最低5日分の準備が必要です。
犬やねこのフードは、支援物資が届くようになると確保しやすくなりますが、その他のペットのフードは入手が難しいことがありますので、余分に準備しておきましょう。
次の用品は、できる限り用意しておくとよいものです。
必要な防災用品を揃えた後、まだ持ち出せる重さや量であれば、ペットの防災用品といっしょに入れておきましょう。
災害が起こると、避難所にたくさんの人やペットが集まることが予想されます。
限られた場所で、ペットの排泄物の処理や毛の飛散・体の汚れをケアするために、上記の用品も用意しておくとよいでしょう。
必要な時に協力しあえるように、日頃から近隣の方とのコミュニケーションを取ることや、スムーズにケージやキャリーバックに入るしつけを行う、首輪に迷子札をつけておくことなども、大切で役立つ防災対策です。
災害はいつ起こるか分かりませんが、普段から「心の準備」と「防災用品の準備」を行っていれば、被害を軽減することができるはずです。
消費期限や賞味期限のあるものは、定期的に新しいものに入れ替えるようにしましょう。
その他の災害対策については≪ペットの災害対策パンフレット(PDF:1,124KB)≫をご覧ください。
ペットと同行避難することは、動物愛護の観点だけでなく、被災者の心のケアや公衆衛生の観点からも重要視されています。
しかし、同行避難が推進される一方で、多くの方が生活を送る避難所では、動物にかかわる様々なトラブルの発生が予想されます。
ペットの飼い主もそうでない方も安心・安全に避難し、円滑に避難所運営が行えるよう「富山県同行避難所等運営マニュアル(PDF:1,396KB)」を策定しています。
お問い合わせ
関連情報
目的別情報
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください