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更新日:2024年12月23日
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富山県では、1978年につつが虫病患者が初めて確認され、以降、継続して患者が確認されています。
本県のつつが虫病は、主に黒部川流域の黒部市および入善町で発生しており、原因リケッチアはタテツツガムシが媒介するKawasaki型Orientia tsutsugamushiです。同地域では、他にフトゲツツガムシが媒介するKarp型もわずかに発生しています。県内のその他の地域でも、Karp型、Kawasaki型が散発しています。県東部では、Shimokoshi型も1例確認されています。
本県のつつが虫病患者数は、ピーク時には年間20名近くとなりました。その後、住民への注意喚起、リケッチアを媒介するツツガムシ幼虫が主に寄生する野生げっ歯類の駆除などにより、増減を繰り返しつつも徐々に患者は減少し、近年は年間数名の発生となっています。
富山県のつつが虫病はKawasaki型が多いため、患者の発生は11月が最も多くなっており、典型的な秋冬型です。
年間患者発生数の推移
*1999年3月までは伝染病予防法に基づく厚生省伝染病統計、1999年4月以降は感染症法に基づく感染症発生動向調査
月別患者発生数
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