安全・安心情報
更新日:2021年2月24日
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利賀川ダムが管理する各種設備の内、主要な設備です。
ダムサイトにある事務所です。
屋上には融雪ヒーター付ヘリポートを備えています。
職員の宿泊設備が整えられています。
職員はここで4月から11月まで常駐します。
ダムから下流約8km地点にある事務所です。
職員はここで12月から3月まで遠隔管理を行います。
利賀川ダムは放流設備としてクレストゲートが1門あります。
鋼製ラジアルゲートで上部には塵芥ゲートが付いています。
右側のダムコンで様々な気象、水象データを集約して継続的に演算します。
また左側の操作卓に主要データを表示し、ゲート操作を実施します。
これらのデータは有線と無線の2回線で冬期事務所に伝達されます。
雨量計はダムに1ヶ所、上流部に2ヶ所(水無、あてびょう)あり、無線テレメータでダムコンにデータを送信します。
その他に気温計、気圧計、湿度計、風向風速計等があります。
水位計はダムに2ヶ所(正副)、上流部に1ヶ所(水無)あります。
ダムにとっては最も重要なデータの一つになります。
その他に水温計等があります。
利賀川ダムの電力は関西電力からの送電によって賄われていますが、事故や点検のため送電が停止された場合に自動的にこの予備発電機に切り替わり、ダムコン電力やゲート動力等を得ます。
事故等で管理用電力の送電が停止し、さらに予備発電機も稼動しない場合等の緊急事態にはゲート室内のこの予備エンジンによりゲート操作を行います。
ダムの堤体内には監査廊と呼ばれるトンネルがあります。
堤体の異常の有無を点検したり、漏水量、揚圧力を測定します。
また、地震計も設置されています。
地震計は堤頂部のゲート室内に1基、堤底部の監査廊内に1基あり、地震時には震度や加速度を計測します。
このデータは冬期事務所にも送信されます。
ダム正面よりゲート付近や放水路を撮影するため、貯水池付近を撮影するため、冬期遠隔管理用に操作卓を撮影するための3基のカメラがあります。
これらのカメラで撮影された画像は夏期、冬期両事務所のモニタに映し出されます。
上流から流れてきた流木やゴミなどを捕捉する網です。
作業船1隻、巡視船1隻があります。
作業船は横断網場にたまった流木やゴミを回収、撤去します。
船を進ませながら双胴の間にあるカゴに流木等を回収し、カゴを分離して艇庫のクレーンで引き上げて撤去します。
巡視船は船足が速く、貯水池の定期巡視に使用します。
冬期は艇庫に格納します。
ダムからの放流があるときに、下流側河川水位が上昇するため、河川内に立ち入っている釣り人等に注意を促すためのものです。
警報局はダム下流側に9局あります。
ダムのゲート操作は通常数回に分けて実施し、徐々に放流量を増やしていきます。
また、ダムへの流入量によって放流量は全く異なります。
警報が鳴った場合はダムから放流を行いますので、速やかに河川内より避難し、再度立ち入ることが無いようにお願いします。
夏期事務所と冬期事務所と関西電力利賀川第一発電所間約8kmを結びます。
計64基の鉄塔や電柱により支持しています。
電力線の他、電話等の通信線も配線しています。
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