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更新日:2021年2月24日
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富山県は、本州日本海側の中央部に位置し、東西南の三方を山に囲まれ、北に広がる富山湾に向かって開いた東西90km、南北76kmのコンパクトにまとまった形状をしており、面積は4,252k平方メートルです。
本県の漁港は、延長約96kmの富山湾沿岸に16港がほぼ等間隔に点在しており、その内訳は、第3種漁港2港、第2種漁港4港、第1種漁港10港です。また、漁港区域に係る海岸線延長は約20km(うち海岸保全区域の指定延長は約16km)です。
富山湾は、海岸線は単調ですが、日本海有数の大型外洋性内湾であり、大陸棚が狭く、日本海を北上する対馬海流の影響を強く受けるため、海底谷の谷頭(「あいがめ」と呼ばれる)周辺が定置網の漁場として高い漁業生産の場となっています。本県の漁業は、富山湾の特徴を生かした定置網漁業を中心とした沿岸漁業とともに、いか釣り、かにかご漁業などの沖合漁業も盛んであり、漁港を利用する頻度が高くなっています。
漁港の整備は、昭和25年の漁港法制定と昭和26年度第20回国会における第1次漁港整備長期計画(S26~S29)の承認から計画的かつ強力に推進されています。
平成13年6月29日に漁港法の一部を改正する法律が公布され、名称が「漁港法」から「漁港漁場整備法」と改められ、平成14年4月1日に施行されました。本改正により、漁港漁村整備事業と沿岸漁場整備開発事業が水産基盤整備事業に統合され、現在、「漁港漁場整備事業の推進に関する基本方針」に基づき、施策の目的や成果に重点をおいた「漁港漁場整備長期計画」により、漁港、漁場、漁村の整備を総合的かつ計画的に推進することとされ、現在は新第3次漁港漁場整備長期計画(H24~H28)に基づく整備が実施されています。
平成28年度現在においては、高潮や波浪等による大規模自然災害からの漁港の防災・減災対策として防波堤の耐波性能の強化や、老朽化した漁港施設の長寿命化対策などを実施し、水産基盤整備による国土強靱化を進めています。
氷見漁港周辺
漁港名 | 漁港の種類 | 漁港指定年月日 | 漁港管理者 | 漁港の所在地 |
---|---|---|---|---|
宮崎 | 1種 | S26年7月28日 | 県 | 下新川郡朝日町宮崎 |
入善 | 1種 | S26年12月13日 | 入善町 | 〃入善町芦崎 |
黒部 | 2種 | 〃 | 県 | 黒部市生地 |
石田 | 1種 | S59年12月27日 | 黒部市 | 〃浜石田 |
経田 | 2種 | S26年7月28日 | 魚津市 | 魚津市東町 |
滑川 | 2種 | 〃 | 県 | 滑川市坪川新 |
高月 | 1種 | S29年10月30日 | 滑川市 | 〃高月 |
水橋 | 2種 | S26年7月28日 | 富山市 | 富山市水橋辻ヶ堂 |
四方 | 1種 | 〃 | 〃 | 〃四方港町 |
新湊 | 3種 | S27年12月29日 | 県 | 射水市港町~八幡町 |
氷見 | 3種 | S27年6月23日 | 〃 | 氷見市中央町~比美町 |
阿尾 | 1種 | S26年12月13日 | 氷見市 | 〃阿尾 |
薮田 | 1種 | 〃 | 〃 | 〃薮田、泊 |
宇波 | 1種 | S26年7月28日 | 〃 | 〃脇方 |
大境 | 1種 | S27年11月24日 | 〃 | 〃大境 |
女良 | 1種 | S26年12月13日 | 〃 | 〃中波 |
(注)1 上記漁港以外に港湾である伏木富山港(3地区)、魚津港の2港が漁船に利用されている。
2 漁港の種類は漁船の利用範囲によって下記により分類(漁港漁場整備法第5条)
1種は、その利用範囲が地元の漁業を主とするもの
2種は、その利用範囲が1種よりも広く、3種に属しないもの
3種は、その利用範囲が全国的なもの
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