自然環境保全地域について

自然環境保全地域とは

富山県自然環境保全地域は、富山県自然環境保全条例に基づき指定されるもので、本県を代表する貴重な自然を保全し、次の世代へ引き継いでゆくための地域です。
この地域は、私たち県民の保健休養の場や自然研究の場として利用するため、自然を損なう恐れのある行為を条例で禁止するとともに、保護のための施設を整備します。
また、自然環境保全地域は国立公園や国定公園などの自然公園区域とは重複しない制度になっています。

自然環境保全地域に指定されるところは

県民の貴重な財産として保全していかなければならない自然環境のすぐれた地域として、次のようなところが自然環境保全地域の指定の対象になります。

1. 高山性、亜高山性植生の分布する森林又は草原で面積が100ha以上のところ
2. すぐれた天然林が生育する森林で面積が50ha以上のところ
3. 特異な地形・地質又は、自然現象の生じている土地で面積が1ha以上のところ
4. 動植物を含む自然環境がすぐれた状態を維持している湖沼、湿原又は河川で面積が1ha以上のところ
5. 貴重な植物の自生地、野生動物の生息地、繁殖地又は樹齢が高く学術的価値を有する森林（人工林）で面積が1ha以上のところ

自然環境保全地域の指定一覧表

注（　）内は特別地区面積、※（　）内は野生動植物保護地区面積