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更新日:2021年2月24日
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作者名 | 副島種臣(そえじまたねおみ) |
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作品名 | 「副島扁額」 |
サイズ(cm) | 32×104 |
略歴 | 文政11年 佐賀県に生まれる 内務大臣、枢密院顧問官を歴任 明治38年 没する |
漢学に精通。詩もまた巧みであり、書においては六朝風の趣があり、時流を超越し気魄横溢、奔放自在、筆の使転闊達豪放。誠に気格が高い。 副島種臣の書にしては、少し優しい作品である。後半に至って踊るような筆さばきが見られて楽しい作品である。 |
作者名 | 長三州(ちょうさんしゅう) |
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作品名 | 「五言古詩」 |
サイズ(cm) | 182×62 |
略歴 | 天保4年 豊後に生まれる 明治28年 没する |
対幅厳正遵勁で雅致高く明治の書家として第一級とも言われている。この書にも智永の草書千字文の結体を思わせる気品と雅味が感じられる。内閣大書記官。 |
作者名 | 常川汀華(つねかわていか) |
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作品名 | 「生生」 |
サイズ(cm) | 68×90 |
略歴 | 大正10年 井波町生まれ 玄土社理事長、表立雲に師事、毎日書展大賞受賞 井波町在住 |
大沢雅休、棟方志功などから教示感化を受け、創作活動を続ける。女性には希有の個性豊かな前衛書家である。 |
作者名 | 鶴木大寿(つるきたいじゅ) |
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作品名 | 「雪月花」 |
サイズ(cm) | 50×225 |
略歴 | 大正7年富山市生まれ 日展特選 北陸創玄書道会を結成 平成10年没する |
木簡書法の研究とともに、独自の木簡調書法を悟得、素朴で簡明直截、しかも線質強靭な「大寿スタイル」を作り上げ広く親しまれている。 |
作者名 | 中田大雪(なかだたいせつ) |
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作品名 | 「唐詩」 |
サイズ(cm) | 170×47 |
略歴 | 明治43年 富山市生まれ 日展常連作家 昭和32年 清渓社結成 昭和48年 北陸創玄書道会を結成 平成10年 没する |
誠実真摯な筆法と強靭な意思の書家として著名である。 |
作者名 | 中林梧竹(なかばやしごちく) |
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作品名 | 「佛」 |
サイズ(cm) | 149×84 |
略歴 | 文政10年(1827)肥後(佐賀県)生まれ 明治時代においては型破りで自由闊達、洗練された格調高い書を遺し、明治三筆の一人に数えられている。 大正2年 没する |
中国に渡り楊守敬の師、潘存に書を学んだ人であり、その骨力はたくましい。「佛」のこのような筆順は普通見られないが、これは単調さを打ち破った独特のものであろう。大字を得意とした。 |
作者名 | 中村敬宇(なかむらけいう) |
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作品名 | 「曽無・・・」 |
サイズ(cm) | 129×61 |
略歴 | 天保3年 江戸に生まれる 明治42年 没する |
英国留学後、大蔵省翻訳局長、東京大学文学科教授、東京学士院会員、貴族院議員となり文学博士。漢学と書を共に達人の域にまで究めた人だけあってその力強い書に自信が見られる。文字の大小にも違和感がなく、風格の高い飽きない作品である。 |
作者名 | 堀田竹荘(ほったちくそう) |
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作品名 | 「独り敬亭山に坐す」 |
サイズ(cm) | 70×135 |
略歴 | 大正2年 富山市生まれ 昭和57年 毎日書道展漢字部会員 昭和58年 富山女子短期大学教授 富山市在住 |
唐の李白の詩である。小画仙全紙に羊毛筆によるかすれを駆使した作品である。二行目の「飛」、五行目の「有」に大きなふところを作り、全体の編かに留意している。 |
作者名 | 宮崎重美(みやざきしげみ) |
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作品名 | 「色即是空」 |
サイズ(cm) | 35×137 |
略歴 | 昭和5年 平村生まれ 昭和24年 表立雲とともに玄土社を結成 昭和35年 毎日前衛書展で前衛大賞受賞 昭和43年 現代書作家協会結成に参加 富山市在住 |
既成の書から脱皮しようとする意欲が全面に溢れている。書の側面を利用した独特のかすれ、ひっかかりと空間の大小、線の重なりに個性的な雰囲気がある。 |
作者名 | 楊守敬(ようしゅけい) |
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作品名 | 「摩兜堅」 |
サイズ(cm) | |
略歴 | 1839年 中国湖北省生まれ 1915年 没する |
明治13年清国駐日公使何如璋に招かれ来日、北派の画風や文房の趣味学芸を伝え、特に書道界に力を尽くす。「学邇言」、「平帳記」などの著作も貴重である。この作品は、篆隷の筆法を行書に生かした妙味ある作である。 |
作者名 | 羅振玉(らしんぎょく) |
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作品名 | 「仇亭漢隷」 |
サイズ(cm) | 157×81 対幅 |
略歴 | 1866年 中国浙江省生まれ 1940年 没する |
中国後漢の礼器碑の臨書である。原本と比較すると稍縦長の感じはするが、すっきりとした知的な隷書である。指すが金石学の大家である。 |
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