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更新日:2021年5月6日
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近年の危険物施設における流出事故件数の増加傾向を背景として、地下貯蔵タンクの流出事故防止対策を図ること等を目的に、危険物の規制に関する規則(昭和34年総理府令第55号)等の一部が平成22年6月に改正されました。
改正の概要は、地盤面下に直接埋設された鋼製一重殻地下貯蔵タンクについて、設置年数、設計板厚等に応じて腐食のおそれが「特に高いもの」と「高いもの」を規定し、所要の流出防止対策を講ずることとするものです。(公布日:平成22年6月28日、施行日:平成23年2月1日(ただし、平成25年1月31日までの間は従前の例によることとされています。))
地盤面下に直接埋設された鋼製一重殻地下貯蔵タンクのうち、設置年数、塗覆装の種類、設計板厚が下記の(1)、(2)の表に該当するものが対象になります。
設置年数 | 塗覆装の種類 | 設計板厚 |
---|---|---|
設置年数が50年以上のもの | アスファルト | 全ての設計板厚 |
モルタル | 8.0mm未満 | |
エポキシ樹脂等 | 6.0mm未満 | |
強化プラスチック | 4.5mm未満 | |
設置年数が40年以上50年未満のもの | アスファルト | 4.5mm未満 |
設置年数 | 塗覆装の種類 | 設計板厚 |
---|---|---|
設置年数が50年以上のもの | モルタル | 8.0mm以上 |
エポキシ樹脂等 | 6.0mm以上 | |
強化プラスチック | 4.5mm以上12.0mm未満 | |
設置年数が40年以上50年未満のもの | アスファルト | 4.5mm以上 |
モルタル | 6.0mm未満 | |
エポキシ樹脂等 | 4.5mm未満 | |
強化プラスチック | 4.5mm未満 | |
設置年数が30年以上40年未満のもの | アスファルト | 6.0mm未満 |
モルタル | 4.5mm未満 | |
設置年数が20年以上30年未満のもの | アスファルト | 4.5mm未満 |
上記1の(1)、(2)に該当するタンクをお持ちの方は、下記の対策を行う必要があります。
ア又はイのいずれかの措置を実施
ア、イ又はウのいずれかの措置を実施
詳細については、最寄りの消防機関までお問い合わせください。
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