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更新日:2024年8月28日
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高校生とやま県議会は、高校生の主体的な政治参加意識や地域社会へ参画する意識の向上を図ることを目的に平成28年度より実施しています。
7回目の開催となる令和5年度は、県内高等学校等の生徒会代表40名(2年生)が、テーマごとに五つの委員会に分かれて7月から話し合いを重ね、12月18日の本会議で「みんなのウェルビーイング向上」をテーマに提案発表をしました。
また活動の中で、県政に関心を持ち政治への参加意識を高めるために、講演会や知事・県議会議員との意見交換会、関係室課との懇談会、議会傍聴を実施しました。
みんなのウェルビーイング向上のために、高校生が考える「○○○」
令和5年7月27日(木曜日)
講師 株式会社POTETO Media 代表取締役社長 古井康介氏
演題 「everyone politics!」
委員会活動の内容に合わせた講演で、生徒たちも興味津々でした。
KJ法を用いてテーマの絞り込み
高校のウェルビーイング向上についても意見交換しました。
令和5年8月17日(木曜日)
高校生議員が、県政について知事に質問しました。
今年度は、高校のウェルビーイング向上について、知事から高校生議員に質問もありました。
12月の本会議に向けて提案内容を協議
令和5年9月19日(火曜日)
提案発表に向けて、委員会ごとに原稿・資料づくり
令和5年12月18日(月曜日)
活動の集大成として、五つの委員会が県政に対する提案発表を行いました。
どの委員会も高校生らしい柔軟な発想で、「みんなのウェルビーイング向上」のための様々なアイデアを分かりやすく説明しました。
「人口流出」と「女性が働きながら活躍できる環境づくり」の原因を、職種に関する情報不足と、働く女性の思いや考えを職場で正しく認識できていないことと考え、「就職情報のPR活動」と「女性の人材育成・ネットワーク形成の支援」について提案。
富山の観光活性化には、リピーターを増やすよう、子どもがまた富山に来たくなるような観光が効果的と考えた。観光をきっかけに、関係人口や移住者の増加など地域のウェルビーイングを高めるための提案でもあった。
医療介護従事者の労働環境を改善し、患者さんや医療介護従事者、そしてその家族全てが笑顔になるには「ワークライフバランス」を保つことが大切。医療介護業界で働く人や医療介護に関わる仕事がしたい人が、自分の生活に合わせた働き方ができるような提案を考えた。
これからますます使われていくであろうデジタルの力を、学校生活をよりよいものにするために活用しようと考えた。「便利で安心な学校」の実現を目指し、学習、交流、相談の3つの面から提案。
農林水産業の活性化を行いながら、現在の地域社会では関わることの少ない世代同士の交流や、今あるコミュニティーの活性化などを目指し、提案。
県議会議員の皆さんの席に座り、議会を体験
提案発表前には、県議会副議長より激励のことばをいただきました。
各委員会の提案内容をまとめた委員長報告も実施
各委員会の提案について、知事から講評をいただきました。
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