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更新日:2021年3月23日
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県では、障害の有無にかかわらず、すべての県民のため、福祉、医療、雇用、教育等に関する施策の充実を図っています。誰もが、相互に人格と個性を尊重し安心して暮らすことのできる共生社会を県民の皆さんと一緒に実現していきます。
条例可決後の記念撮影(平成30年3月23日)
県では、これまでも聴覚障害のある方の自立と社会参加を応援するため、県聴覚障害者センターへの支援や手話通訳者の養成、派遣などに取り組んできました。
この3月に、手話が国際的に認知された言語であるとの認識のもと、聴覚障害者団体等のご意見を踏まえ、「富山県手話言語条例」を制定しました(4月から施行)。
そして、専任の手話通訳者を県庁に配置したほか、条例制定記念イベントの開催や手話通訳者試験の受験料に対する補助制度の創設をはじめ、県民への手話の普及等に関する施策をさらに充実させていきます。
また、条例は、「手話の普及等は、(中略)知的かつ心豊かな生活を営むために受け継がれてきた言語活動の文化的所産であることについての県民の認識の下に、行われなければならない。」とする基本理念を定めています。
県では、この条例の制定を契機として、改めて聴覚障害のある方(ろう者)が手話により誇りをもって意思疎通を行う権利が尊重され、障害の有無にかかわらず、互いに理解し合うことのできる社会を、県民の皆さんと一緒に考え、着実に実現してまいります。
どなたでも気軽に参加できる手話サークルや手話講習会などが開催されています。まずは知ってみることから始めてみませんか。
県では、障害のある方が住み慣れた地域で自立した生活を送れるよう、いきいきと働くことができる地域づくりを進めています。
障害者就労支援事業所と農家・農業団体とのマッチングを増やすため、互いの課題等の情報共有や農業分野進出への準備経費への助成など、就労促進に向けた取組みを支援していきます。
就労支援事業所での農作業の様子
県で作成した「tonarine(トナリネ)」(パンフレット、Webサイト)では、障害者就労支援事業所が企画・販売する個性あふれる商品を紹介しています。この機会にご覧いただき、ぜひ、事業所の商品をご利用ください。
「トナリネ」で検索
※「tonarine(トナリネ)」とは、事業所をもっと身近に感じて欲しい、利用者に寄り添った事業にしたいとの思いから「隣ね」を基に名付けました。
障害者就労支援事業所で働く障害のある方の工賃向上に向け、新商品開発のための研修の開催、販路開拓のためのコンサルタントの派遣などの取組みを推進しています。
「ヘルプマーク」とは、義足や人工関節の使用者、内部障害や難病の方、妊娠初期の方など、外見からは援助や配慮を必要としていることが分かりづらい方々が周囲の援助を得やすくなるよう、バッグなどに付けるものです。
このマークを身に付けた方が困っているときは、例えば電車・バスでは席を譲る、声をかけるなどの思いやりのある行動をお願いします。
※詳細は、県のホームページでお知らせします。
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