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更新日:2022年6月5日
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富山県では、県民の3人に1人が65歳以上となっており、令和7年(2025年)には、いわゆる団塊の世代が、介護ニーズの高い75歳以上となります。介護サービス需要の増加・多様化が想定される中、介護現場では、介護ロボット・ICT(※)等の導入による「革新」が進んでいます。
※Information and Communication Technology」(インフォメーション・アンド・コミュニケーション・テクノロジー)の略で、「情報通信技術」という意味。介護だけでなく、医療や教育などの様々な分野で、ICT の活用が進んでいます。
介護ロボットやICTは、介護現場における以下のような課題の解決に大きな役割を果たすと期待されています。
広義の「ロボット」は、3つの技術を備えた知能化した機械システムと定義されています。
この技術が応用され、利用者の自立支援や介護者の負担軽減に役立つ介護機器を「介護ロボット」と呼んでいます。
(厚生労働省HPより)
装着型パワーアシスト
筋肉の動きに連動して適切なアシスト力を介助者に与え、腰の負担を軽減
非装着型サポートロボット
●移乗動作や、脱衣場での立位保持をサポート
●身体をしっかりと支えるため、安心・安全に移乗できる
(同省HPより)
自動排泄処理装置
●寝たままできる洗浄機能付きトイレ
●尿・便を感知して排せつ物を吸引、温水でビデ・おしり洗浄、温風乾燥を自動実施
(同省HPより)
見守りセンサー
ベッドなどに設置したセンサーを利用して、別のところにいる介護職員などが高齢者の情報をリアルタイムで把握可能に
「地域での支え合い活動」を積極的に実践している団体を紹介中!
地域包括ケア実践団体はこちら!(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
介護ロボット・ICTを活用して、先進的な取組を進めている事業所を紹介中!
県では、介護ロボット・ICTを導入して、介護職員の業務負担の軽減や業務効率化に取り組む介護サービス事業者を支援しています。
[補助対象経費]介護ロボットの購入、リースなどに係る経費、見守り機器の導入に伴う通信環境整備に係る経費
[補助対象経費]タブレット端末やスマートフォンなどの購入に係る経費、介護ソフトの購入、リースなどに係る経費 など
●令和3年度の導入支援実績……介護ロボット 35法人、54事業所 ICT 84法人、182事業所
介護ロボットを活用した移乗支援
●立位困難な方もトイレでの排せつが可能
●高齢者の自立支援につながる
ICT(タブレット端末)を活用したweb面会
●新型コロナウイルス感染症の拡大防止
●遠方住まいの家族などとも気軽に面会可能
県高齢福祉課
TEL.076-444-9625 FAX.076-444-3492
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