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更新日:2023年10月1日
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地域を幸せにするヒントは、きっと地域にあるはずです。
(後列左から) 北向進さん、松田幸盛さん、中原修さん
(前列左から) 垣地ひとみさん、内毅さん、荒屋恵智子さん
<地元の文化財をめぐるくまなしウォーキング>
みんなが助け合う、便利な暮らしを実現していきます。
(左) 朝日町商工観光課地域交通係 坂藤未知祐さん、(右)同 小谷野黎さん
(中央) ドライバー 河村章さん
<車に貼った「ノッカルあさひまち」のシートが目印>
約200世帯の中山間地域で多彩な活動をしている氷見市論田(ろんでん)・熊無(くまなし)地区の「ろんくま移住促進委員会」。会長の内さんは「大学など外の人々と交流することで地域の良さを再認識したことが活動の原点」。誰かが提案したことにはみんな協力的で温かい雰囲気であることが好循環を生み、地元の文化財をめぐり伝承料理を提供するウォーキングイベントの開催や、地域情報をLINEで発信する『デジタル自治会』等様々なことに取り組んでいます。「みんなが一つになって取り組めて、少し背伸びすればできる目標を立てたことがよかった。これからも前向きに変化していく地域にしたい」と内さんは笑います。
朝日町では、自家用車で移動する人が、おでかけしたい人を乗せていく、助け合いによるサービス「ノッカルあさひまち」が走りはじめています。これまでドライバー27名、住民365名が登録。ドライバーの河村さんは「ありがとうと言われると嬉しい。利用者からは利便性だけでなく、近所の人との会話が楽しいとの声も聞きます」。運営主体の町担当者は「買い物や通院などで市街地へ行く地域の移動支援の一つ。まだ完成形ではないので、もっとニーズを把握し、住民と連携しながらよりよい地域交通をつくっていきたい」と話します。地域全体で「住み続けたい中山間地域」を支える取組みが始まっています。
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