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更新日:2021年2月24日
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重症妊婦においては、分娩から新生児医療が一体となって提供される必要があります。
このため、富山県周産期保健医療協議会において平成12年1月に、地域産科医療機関から周産期救急医療機関への搬送にあたって使用する「母体搬送基準」が作成されました。
そして、平成22年9月「富山県周産期医療搬送・紹介ガイドライン」において、母体搬送基準および新生児集中治療室への新生児搬送基準、妊婦の外来紹介基準、救急隊員のための搬送基準が作成されました。
黒部市民病院 | 33週 | 1,500g以上 |
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富山市民病院 | 35週 | 2,000g以上 |
富山赤十字病院 | 35週 | 2,000g以上 |
済生会高岡病院 | 35週 | 2,000g以上 |
砺波総合病院 | 33週 | 1,800g以上 |
**胎児機能不全は日本産婦人科学会周産期委員会の胎児心拍波形の分類による
自宅分娩に至った場合でも成熟児(37週以上)であり呼吸状態が安定している場合は従来通り、かかりつけの産科医療機関に搬送する。
しかし、以下の場合においては、NICUを有する下記の周産期医療機関に搬送を行う。
なお、1.から3.については、「救急搬送における重症度・緊急度判断基準作成委員会報告書の重症度・緊急度判断基準」を参考に判断する。
※搬送上の留意点
救急隊は「救急搬送における重症度・緊急度判断基準作成委員会報告書(平成16年3月財団法人救急進行財団)」の「周産期の重症度・緊急度判断基準」を参考に、傷病者の重症度・緊急度を判断するとともに、かかりつけ医へ連絡し、かかりつけ医の対応が困難又は、かかりつけ医がいない場合は、以下を参考に搬送先を選定する。
妊娠中のリスクを可能な限り回避するために1次及び2次周産期医療機関においては下記の紹介基準に基づき、より高次の周産期医療機関に、早期に適切な外来紹介を行う。
紹介を受けた2次、2.5次及び3次周産期医療機関は、診断結果にも続き、1.自宅での対応、2.紹介元医療機関へ戻す、3.より高次の医療機関へ紹介するなど、適切な管理方法を選択・決定する。
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