令和元年度男女間における暴力に関する調査結果
1 調査の目的
男女間の暴力、特に潜在化しがちな「夫婦、パートナー間における暴力(ドメスティック・バイオレンス)」に関する県民の意識を明らかにするとともに、家庭生活及び社会生活において暴力被害経験を持つ県民の態様を把握し、DV関係施策の基礎資料とする。
2 調査の概要
- (1)調査対象:県内全域の20代から70代までの男女各1,000人(計2,000人)
- (2)調査時期:令和元年10月~11月
- (3)調査方法:郵送返送方式
- (4)回収率:48.2%(男性401人、女性560人(計961人))
3 調査結果の概要
- 「物でなぐったり、投げつけたりする」(96.8%)、「刃物をつきつける、なぐるふりをするなどして、おどす」(96.5%)、「手でぶつ、足でけるなど」(96.5%)などの身体的な暴力行為は、夫婦間等であっても暴力にあたるとする割合が9割を超えている。
- DV防止法を知っている人は90.1%となっており、前回調査に比べて5.4ポイント増加している。(H26:84.7%)
- 配偶者・パートナーへ何らかの加害経験のある人は23.0%(男性28.4%、女性19.6%)となっており、前回調査に比べ2.4ポイント増加した。(H26:20.6%)
- 配偶者・パートナーから何らかの被害経験のある人は25.6%(男性18.8%、女性30.0%)となっており、前回調査に比べ2.9ポイント増加した。(H26:22.7%)
関連ファイル