沿革・歴史（富山港）

伏木港　富山新港　富山港

富山港の沿革・歴史
万治年間(1658) ~ 寛文年間(1672)	神通川の本流が万治初期頃洪水により、二股(東岩瀬、草島)となり、その後寛文年間草島川の土手が切れ神通川が真川として、東岩瀬に流れ込んで以来河口港として利用されてきた。
元禄享保年間 (1688~)	沿岸、能登内浦との交易が盛であった。
文政年間以降 (1818~)	松前より魚肥を移入し越中平野の米、藁工品との交流が盛になるにつれて帆船の黄金時代を現出。一時は100石船、500石船が数多くけい留するにぎわいを示し、明治末(汽船時代)まで続いた。
明治43年 (1910)	河口閉塞を排除するために小規模改良工事を行なった。
大正11年 (1922)	第1期修築工事(1922~1928)。内務省直轄工事の一部として神通川改修に伴い港の修築(東防波堤等)に着手した。
大正13年 (1924)	富岩鉄道開通(7月23日)。
大正15年 (1926)	河道を西方に移し、本港と神通川を分離した。
昭和3年 (1928)	東岩瀬港は、内務省の指定港湾となる。
昭和5年 (1930)	富岩運河開さく(1930~1934)。
昭和9年 (1934)	東防波堤灯台設置。
昭和10年 (1935)	富岩運河完成(1月末)。
昭和11年 (1936)	東岩瀬築港、神通川改修記念碑の除幕式が行われた(5月30日)。
昭和12年 (1937)	富岩鉄道臨港線開通(東岩瀬港埋立地)。
昭和14年 (1939)	東岩瀬港は、伏木東岩瀬港として開港場の指定をうけ年間の貨物取扱量は42万トンに達した。大阪税関伏木税関支署東岩瀬出張所開設。
昭和15年 (1940)	臨港工業地帯造成事業(1940~1943)。岩瀬、住友運河の開さくと東岩瀬工業土地区画整理による工業地帯の造成。
昭和18年 (1943)	東岩瀬町の富山市編入(昭和15年)により、東岩瀬港を富山港と改称。
昭和22年 (1947)	富山港振興協議会設立。
昭和23年 (1948)	伏木東岩瀬港が特定港となる(港則法)。
昭和26年 (1951)	伏木東岩瀬港が重要港湾となる(港湾法施行令)。伏木東岩瀬港が伏木富山港となる(港則法及び港湾法改正)。
昭和28年 (1953)	検疫港に指定。
昭和29年 (1954)	富山港出入国港に指定。
昭和33年 (1958)	西防波堤灯台設置。
昭和38年 (1963)	西防波堤灯台竣工。
昭和43年 (1968)	名古屋入国管理事務所富山港入国審査官室開設。
昭和44年 (1969)	港湾合同庁舎および富山港港湾労働者福祉センター完成。名古屋入国管理事務所富山港出張所開設。
昭和46年 (1971)	米田貯木場および隣接木材工業団地完成。
昭和49年 (1974)	富山市営船舶給水を民間に委譲(4月1日)。新米田貯木場造成着工。
昭和59年 (1984)	北海道との定航コンテナ船石狩丸(3月)、雷鳥丸(9月)就航。
昭和60年 (1985)	富山港展望台完成(11月28日)。
昭和61年 (1986)	伏木富山港が特定重要港湾に指定(6月17日)。
昭和63年 (1988)	岩瀬船だまり開港。
平成4年 (1992)	伏木富山港とロシア沿海州ウラジオストク商業港が日本で初の友好港提携。
平成6年 (1994)	富山港外港建設促進期成同盟会設立(2月23日)。岩瀬カナル会館竣工(4月13日)。岩瀬運河小型船舶係留場供用開始(11月1日)。
平成8年 (1996)	岩瀬舟橋(岩瀬運河)竣工(11月7日)。
平成9年 (1997)	富岩運河中島閘門改良着工(3月26日)。
平成10年 (1998)	中島閘門の建設当時の扉体を64年ぶりに改修し、国の重要文化財に指定。(5月1日)。
平成14年 (2002)	牛島閘門が、国の登録有形文化財に登録(6月25日)。
平成16年 (2004)	「運河のまちを愛する会」設立(8月11日)。
平成18年 (2006)	富山ライトレール開業(4月29日)。海フェスタとやま開催(7月15日~23日)。
平成21年 (2009)	富岩水上ライン就航。
平成23年 (2011)	日本海側拠点港及び総合的拠点港に選定。
平成26年 (2014)	富山2号岸壁改良着工(8月3日)。
平成29年 (2017)	富山県美術館オープン。

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