富山県水産業振興計画

　県では、本県水産業を取り巻く情勢の変化や新たな課題に対応するため、現行の水産業振興計画の見直しを行い、新たな「富山県水産業振興計画」を令和７年１月に策定しました。

目標年次

　この計画の目標年次は、令和13年度とします。

　なお、期間中に社会情勢や推進体制、関連する諸計画等の変化に対応するため、令和８年度を目途に見直すこととします。

基本目標

『多様な水産資源が持続的に利用され、「富山のさかな」のブランド力を活かした水産業の成長産業化と、漁村・漁港の魅力向上、活性化により、漁業経営が安定していること』

推進施策

　次の５つの柱を基本施策として、各種施策を総合的に展開します。

１．豊かな富山湾を次世代につなぐ新たな資源管理の実施

　新たな資源管理の実践、栽培漁業の推進のほか、磯根類養殖の推進等により、水産資源の持続的利用を図る。

２．「富山のさかな」のブランド力を活かした水産業の成長産業化

　HACCPに沿った衛生管理、海外展開や「寿司といえば富山」のプロジェクトと連携した取組みの推進等により、「富山のさかな」のブランド力を活かし販路拡大を図る。

３. 漁村・漁港の魅力向上と活性化

　海業の推進、海や魚に触れ合う機会創出、漁港施設の機能強化や長寿命化対策等の基盤整備により、漁村・漁港の魅力向上を図る。

４. 本県水産業の持続的な発展に資する横断的な取組み

　スマート水産業の推進、カーボンニュートラルの取組み推進などにより、本県水産業の持続的発展を図る。

５. 令和６年能登半島震災からの復興

　被災した漁港施設や共同利用施設、漁船・漁具の復旧等により、本県水産業の平常化を図る。

計画書

　富山県水産業振興計画

　・表紙～第２章 富山県水産業の目指す方向（PDF：7,025KB）（別ウィンドウで開きます）

　・第３章 推進施策～検討委員会委員名簿（PDF：8,700KB）（別ウィンドウで開きます）

　富山県水産業振興計画（概要版）（PDF：171KB）（別ウィンドウで開きます）